【安定収入を目指す】高配当株投資の始め方とおすすめETF・投信

「定期的に配当金を受け取りたい」「株式投資で安定収入を得たい」
そんな投資スタイルに合うのが高配当株投資です。
本記事では、高配当株の基本から、メリット・リスク、人気のETFや投資信託の選び方まで、初心者にも分かりやすく解説します。

高配当株とは?

高配当株とは、配当利回りが高い株式のことを指します。
企業が得た利益の一部を株主に分配する配当金を目的に、安定した収入源として注目されています。

配当利回りは、「1株あたり配当金 ÷ 株価」で算出され、一般的に3%以上の利回りがある銘柄が「高配当」とされます。

高配当株投資のメリット

  • 定期収入が得られる:年2〜4回の配当金で現金収入が得られる
  • 下落相場でも精神的に安定:値上がり益よりも配当収入を重視
  • 再投資による複利効果:配当金を再投資することで資産増加スピードが上がる

高配当株投資の注意点・デメリット

  • 減配・無配のリスク:業績悪化で配当が減る場合がある
  • 成長性が低い企業も多い:配当維持が優先で株価の伸びが鈍い場合がある
  • 過剰な利回りは要注意:一時的な株価下落による高利回りには注意

おすすめの高配当ETF・投資信託

1. SPYD(米国高配当ETF)

S&P500の中でも配当利回りが高い上位80銘柄で構成。分配利回りは約4〜5%。

2. VYM(米国大型配当ETF)

安定した業績の大型株中心。増配傾向もあり、長期保有向き。

3. HDV(財務健全な高配当ETF)

エクソンモービルやジョンソン&ジョンソンなど、財務優良企業に厳選投資。

4. 日本の高配当投信

ニッセイ<購入・換金手数料なし>高配当日本株ファンドや、ひふみ投信なども検討価値あり。

高配当株の選び方のポイント

  • 過去の増配実績:長期で増配している企業は信頼度が高い
  • 配当性向:無理のない範囲(40〜60%)が理想
  • 業種の分散:金融、エネルギー、通信などバランスよく分散

高配当株投資の始め方

  1. ネット証券(SBI証券・楽天証券)で口座開設
  2. 米国ETFはドル転が必要。投資信託なら日本円でも可
  3. 配当金の使い道(再投資 or 現金受取)を決める

よくある質問(FAQ)

Q. 高配当株だけに投資しても大丈夫?

リスク分散のため、成長株やインデックス投資との併用がおすすめです。

Q. 高配当株の配当金はいつもらえる?

ETFの場合は四半期ごと(年4回)、日本株は年1〜2回が一般的です。

Q. 配当金には税金がかかる?

はい、日本では約20.315%の税金が源泉徴収されます。NISA口座を使えば非課税にできます。

まとめ|高配当株で安定した資産形成を

高配当株は「安定収入」と「再投資による複利」の両方が得られる魅力的な資産運用法です。
リスクを理解したうえで、分散・長期・堅実に運用すれば、将来の生活にゆとりをもたらします。

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この記事を書いた人

配当投資歴15年|生活を豊かにする投資 編集部
日本株・米国ETFの高配当戦略を実践しながら情報発信中。配当で自由度の高い人生を目指す方を応援しています。

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