無利息ローンとして有名なノーローンは金融商品開発の昼のおしゃべりの中からできたといいます。利息をつけないローン商品なら、意外性があって想定外のものになりえるのではないかという話題でした。
どこでもうけるのか、もうからないのではないか、信頼してもらえれば長期的にはもうかるという展開にもなりました。もうけよりも大事なものがある気がする、それはすごいのではという無利息ローンに関する会話が繰り広げられたそうです。
無利息ローンを金融商品として取り扱うというビジョンは昼食が終わる頃には出来上がったいたといいます。今後生活していくに当たって必要になるお金や老後に必要な資金、子育てに伴って必要となるお金は今から準備していくことができるのか、よりはっきりとしたイメージが作れます。
ローン商品の名前がノーローン、ローンでないものですから、印象深い名前といえるでしょう。ノーローンが出た頃の金融業界は短気キャッシングからの収益を重視して展開されていました。
その短期のローンを無利息にするということはおよそ常識外れなことでした。ノーローンはキャッシングの新しい時代を視野に入れて短期で得られる収益を放棄したわけです。
無利息ローンの商品化と並行して印紙代・発行手数料・年会費・銀行振込手数料も完全無料になったそうです。
現在もなおノーローンが重要な金融商品として多くの支持を集めていることはその頃の判断が正しかったことを示しています。
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