まとまった金額を、長期にわたって借り入れる住宅ローンは納得のいく借入先を選ぶことが大事です。住宅ローンの場合は金利計算のやり方も種類がありますので、金利の数字以外の部分でも比較してよりよいところを探すことが必要になります。
どういう人が、変動金利で住宅ローンを借りるといいのでしょう。例えば将来収入があがる見込みが高い人や将来支出が減る可能性が高い人などであれば、月々の返済額が増えたとしてもそれに応じられると考えられます。
ですが、どんな人でも、不測の事態でお金が出てしまうことはあります。何かあった時に対応できるようなお金が用意できている人なら、金利が変動して返済額が増えても対応は可能なわけですから、変動金利でもいいという考え方もあります。
金利の中には変動金利と、固定金利を一定の割合で個別に計算するというやり方もあります。条件別にシミュレーションをしてもらい、完済までのプランを確認した上で、いい条件を探してみてください。
２年、５年、10年等と期間を区切って最初のうちだけ固定金利で返済をするという住宅ローンもあります。固定期間中は金利が変動しないメリットはありますが、固定期間が長いほど金利は高くなりますし、固定期間終了後の金利や返済額は確実に高くなることを考えておかなければなりません。
５年後、10年後の自分の財政事情を予測した上で、どんな金利計算にするかを考えましょう。安心して住宅ローンを使うためには完済までの見通しを立てて将来にどんな可能性があるかを考慮に含めた上で、納得のいくものを探すようにしましょう。
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