DMM FXのシステム障害やトラブル事例を調査|通知方法・復旧フロー・自衛策まで完全ガイド

FX会社︰DMM FX

【もし“つながらない・約定しない”と感じたら】DMM FXの障害とトラブルを正しく見極める

FXでは、相場急変やサーバ負荷、端末・回線の影響で「重い」「ログインできない」「約定が遅い」と感じる瞬間があります。この記事は、DMM FXの通知の受け方復旧までの流れ当座の自衛策をまとめた“現場対応マニュアル”。まず切り分け、次に行動。被害を最小化するためのチェックリストも用意しました。

この記事で分かること
  • DMM FXの「障害」定義と通知の受け方(公式お知らせ・アプリ・メール等)
  • 電話注文の可否定期メンテナンス時間など運営スタンスの基礎
  • ログイン不能・遅延・滑り・入出金遅延など典型トラブルの対処
  • 復旧後に行う時系列メモ→証跡→問い合わせの実務
  • 損失を小さくする運用設計(IFD-OCO/等リスク法/指標回避/複線化)

まずは切り分け:障害/メンテ/自分の環境のどれ?

現場で最優先なのは切り分けです。DMM FXが障害を確認した場合は、公式サイト「お知らせ」等で告知されます。通知が出ていなければ、端末・回線・OS/アプリのバージョン・ブラウザ拡張など自分側の要因も疑いましょう。さらに、毎週の定期メンテナンス時間に重なっていないかも確認。相場急変時はスプレッド拡大や価格更新負荷で「重い」と感じやすく、障害と誤認しやすいのも注意点です。

確認ステップ(最短1分)

  1. 公式「お知らせ」で障害/メンテ情報を確認
  2. アプリ再起動/ブラウザ変更/別回線(4G/5G⇄Wi-Fi)
  3. 他ツールや他社レートと価格時刻を照合
  4. ログイン時間・通貨・数量・スクショを残す

※スマホでは横にスライドしてカードを確認できます。

“誤認”あるある

  • 毎週の定期メンテにぶつかる(ログイン不可)
  • 自宅Wi-Fiの不調/プロバイダ混雑
  • 古いアプリ/OSでクラッシュ
  • 指標直後の急拡大スプレッドを障害と誤解

DMM FXの“公式スタンス”を押さえる

  • 障害の定義:注文不能・誤作動・誤表示など、当社システム不具合と判断された状態。
  • 通知:復旧状況は公式HP「お知らせ」等で随時告知(メール/その他ツールの可能性も)。
  • 電話注文:原則受け付けていない(障害時は受注がかえって事故誘発になり得るため)。
  • 取引時間・定期メンテ:土曜定期メンテ枠あり。営業日切替の仕様も把握を。
  • リスク開示:通信・情報配信・取引システムの障害等により影響を受ける可能性を明示。

※この章の詳細根拠は本記事末尾「参考・出典」をご確認ください。

典型トラブル別:現場の対処テンプレ

ログインできない

  • 公式お知らせ→障害/メンテを確認
  • 端末再起動/アプリ再インストール/別端末
  • 回線切替(Wi-Fi⇄モバイル)
  • 復旧待ち中は新規発注しないで静観

価格遅延・板が薄い

  • 他社レートと時刻を照合
  • 指標前後は様子見に切替
  • IFD-OCOで先出し管理
  • ロット半分以下に縮小

約定拒否/大きな滑り

  • スクショ+時刻+通貨/数量を保存
  • 半利確→建値保全で損失を限定
  • 以降は成行回避しIFO/IFD活用
  • 復旧後に時系列整理→問い合わせ

※スマホでは横にスライドしてカードを確認できます。

「障害っぽい」と感じた瞬間に残す“証跡”

  1. 発生時刻・端末(機種/OS/アプリVer/ブラウザ)・回線(Wi-Fi/5G)
  2. 画面スクショ(エラーメッセージ・ポップアップ・価格時刻)
  3. 通貨ペア・数量・注文種別(成行/指値/逆指値/IFD-OCO)
  4. 他社レートとの時刻一致/乖離メモ
  5. 復旧時刻と挙動(ログイン・価格更新・約定)

定期メンテと営業日切替の“落とし穴”

毎週の定期メンテナンスや営業日切替のタイミングでは、ログイン不可・入出金反映の遅れ・画面更新のタイムラグが生じやすくなります。「障害」ではなく仕様上の停止であることも多いので、まずは時間帯を確認。メンテ延長は公式「お知らせ」で告知されます。

項目 注意点 対策
定期メンテ(週末) 時間中はログイン/注文不可。延長の可能性 事前にポジ縮小・指値OCOで放置回避
営業日切替(早朝) スプレッド拡大・反映遅延 この時間帯の新規成行は極力避ける

当座の“被害最小化”テンプレ

即時の行動

  • 新規は止める/既存は縮小を検討
  • IFD-OCOで損切りと利確を先出し
  • 証跡を残し、価格時刻を照合
  • 復旧待ち中は“ノーポジ最強”を意識

再発防止

  • 指標/早朝帯は原則回避
  • 等リスク法でロットを逆算(口座×1%)
  • アプリ/OS/ブラウザは常に更新
  • 回線の“複線化”(自宅回線+モバイル)

※スマホでは横にスライドしてカードを確認できます。

実例で学ぶ:障害/トラブル発生時の行動フロー

ここでは、現場で頻出する4タイプのシチュエーションを想定し、「その瞬間にすべき最短手順」「落ち着いてからの再点検」「復旧後の検証・連絡」までをテンプレ化します。ポイントは、最初の1分間で“切り分け”を終えること。公式の「お知らせ」で障害・メンテの掲出や、DRサイトの案内があるかを確認しつつ(DMM FX公式「お知らせ」参照)、自分側(端末・回線・アプリ)の切り分けを同時に進めます。公式は障害確認時にHP等で告知・更新を行う運用方針であり(お知らせ/サポートページ)、システム障害時の電話注文は受け付けない方針が明記されています。これらの基本姿勢を前提に、行動を機械的に回すことで被害を最小化できます。

ケースA:ログイン不能

  1. 公式「お知らせ」を確認(障害/メンテの掲出有無)。
  2. アプリ再起動→別端末/別ブラウザ→回線切替(Wi-Fi⇄4G/5G)。
  3. 復旧まで新規発注は停止、既存ポジは放置ではなく「損益閾値」を紙で確認。
  4. 時刻・端末・回線の証跡をスクショで保存。

※スマホは横にスライドして他カードも確認できます。

ケースB:価格遅延・重い

  1. 他社レートの時刻と乖離を確認(秒レベル)。
  2. 指標前後/営業日切替/早朝かをチェック(スプ拡大は仕様上起こり得る)。
  3. 成行は避け、IFD-OCOで先出し管理へ移行。
  4. ロット半分または様子見に変更。

ケースC:大きな滑り/約定拒否感

  1. スクショ+注文ID+価格時刻を保存。
  2. 半利確→建値保全で損失の拡大を止める。
  3. 以降はIFO/IFDの自動執行ルートに限定。
  4. 復旧後、時系列メモ→問い合わせへ。

ケースD:入出金の遅延

  1. 営業日切替・週末メンテ枠に重なっていないかを確認。
  2. 急変時は反映が遅れる場合あり—余力の前日確保を習慣化。
  3. 取引画面/入出金履歴の時刻を控え、証跡保存。
  4. 復旧後に差分を照合して連絡。

DRサイト(バックアップ)という“避難路”を知る

メインサイトに不測の事態が生じたときは、DMM FXは別データセンターのDRサイト(バックアップサイト)を稼働させる運用です。非常時はDRサイトからのログインを案内しており、事前にブックマーク登録しておくと切替が速くなります。障害時はホーム画面側での告知やFAQにもDR案内が出るため、まずは最新の告知を確認しましょう。

行動テンプレ:メインが重い/入れない → 公式「お知らせ」を確認 → DRサイトの案内が出ていればブックマークから即ログイン → 価格/注文可否を小ロットで確認 → 大口は復旧確認後。
注意:システム障害時の電話注文は受け付けない方針です。焦って電話に頼るより、掲示情報の更新とDRサイトへの切替でリスクを抑えましょう。

“障害ではなかった”を減らす:定期メンテ/取引時間の把握

週末の定期メンテナンスや営業日切替前後は、ログイン不可やスプレッド拡大・反映の遅れが起こり得ます。障害と誤認しやすい時間帯なので、取引時間表メンテ枠を手元に控えておくと切り分けが加速します。DMM FXの取引時間は月曜07:00〜金曜クローズまで(曜日別に終了時刻差あり)、週末は土曜12:00〜18:00にシステムメンテ枠が設定されています(延長時はお知らせ告知)。

曜日 取引時間(目安) 留意点
月〜木 07:00〜翌06:59 営業日切替の07:00は追加証拠金判定の節目
07:00〜翌06:50 クローズが10分早い
土曜 取引時間外/12:00〜18:00メンテ枠 メンテ延長時は「お知らせ」で告知

問い合わせの“型”:事実→影響→希望の順で簡潔に

復旧後に状況を共有する際は、感情ではなく事実の列挙から始めるのが鉄則です。DMM FXは障害確認時、HPのお知らせ等で随時更新・代替手段も案内します。ユーザー側は、いつ/どの端末/どの回線で/どの注文を/どう試し/どうなったかを簡潔にまとめ、希望(照合・確認・一般的案内)を添えましょう。

テンプレ(メール/フォーム)

件名:○月○日 ○時台/ログイン不可(DRサイトで復旧)確認のお願い
本文:
・発生:○/○ ○:○(東京/自宅Wi-Fi)
・端末/OS/アプリ:iPhone14/iOS17.×/アプリVer.×.×
・症状:ログイン不可→アプリ再起動→DRサイトで復旧
・注文影響:新規発注は停止、既存は変化なし
・証跡:スクリーンショット3枚、取引履歴の時刻
・希望:事象の有無と運用上の留意点があればご教示ください
    

※スマホは横にスライドして次カードも確認できます。

NG例(避けたい書き方)

  • 感情の先行:「絶対に障害だったはず!」
  • 時刻・端末・回線の欠落(照合不能)
  • “希望”が曖昧(何を確認したいのか不明)
  • スクショなし(再現・痕跡が残らない)

“事故を小さくする”運用設計:予防5本柱

1. 等リスク法

  • 1回の許容損失=口座×1%を固定
  • 損切り幅→ロット逆算で“致命傷回避”

2. 先出し管理

  • IFD-OCOで損切り・利確を同時に置く
  • 半利確→建値保全の流れを固定

3. 時間帯選別

  • 週末メンテ/営業日切替/指標前後は原則回避
  • やるなら規模縮小・IFO中心

4. 複線化

  • 回線:自宅回線+モバイルで切替手段を保持
  • 端末:PC+スマホでログイン経路を2つ
  • ログインURL:DRサイトを事前ブクマ

※DRサイトは非常時のバックアップ経路。

5. 情報収集

  • 公式「お知らせ」をブックマーク
  • アプリ/OS/ブラウザは常に最新化
  • 週次で経済カレンダーを確認

※障害・メンテ情報は公式「お知らせ」で更新されます。

“障害後”のセルフレビュー:3行メモで再発を減らす

環境:○/○ ○:○、自宅Wi-Fi、iPhone、アプリ最新。お知らせに障害掲出。DRサイトで復旧
実行:新規停止→既存はIFD-OCOで保全→半利確→建値保全。証跡(SS/履歴)保存
改善:週末はポジ縮小を徹底。DRブックマークの見える化。翌週は営業日切替直前を触らない
  

安全サマリー:“最初の1分”がすべて

  • 公式お知らせで障害/メンテを確認(更新が最速ルート)。
  • メインが不調ならDRサイトに切替(事前ブックマーク)。
  • システム障害時の電話注文は不可—焦りの電話より告知順守。
  • 週末メンテ/営業日切替の時間帯は仕様上の停止・遅延があり得る。取引時間表を手元に。
  • 証跡(時刻・端末・回線・SS)→時系列で問い合わせ。感情ではなく事実で。

ユーザーストーリー:実際に何が起こり、どう行動したか

抽象的な“対処法”だけでは身につきません。ここでは、ありがちな4つの場面を物語形式で整理し、起点→切り分け→応急対応→復旧後の検証までを具体化します。重要なのは、感情よりも手順の自動化。事前にテンプレを決めておけば、不測の事態でも迷いが減り、被害を最小限に抑えられます。

ケース1:ログイン不可の朝

出勤前、スマホでログインしようとしたら認証画面で止まる。
切り分け:公式のお知らせ確認→障害掲出なし。Wi-Fi→5Gに切替、ブラウザ版で試す。
応急:新規発注は停止。既存ポジはIFD-OCOをサーバ側に残してあったので放置でOK。
復旧後:時刻・端末・回線・スクショを記録。帰宅後にアプリ再インストール、OS更新。

ケース2:指標直後の価格遅延

夜、指標直後に板が薄く更新が飛び飛びに見える。
切り分け:他社レートの時刻と比較、遅延は相場急変による配信負荷と判断。
応急:成行をやめ、IFOへ。ロット半分、二波目のみ。
復旧後:二波目の入り口条件を1つだけ厳しくし再検証。

ケース3:滑って想定外の損失

ブレイク狙いで成行→急伸と同時に想定より大きく滑る。
切り分け:指標時間帯か・スプレッド拡大かを確認。
応急:半利確→建値保全→残りは早めに撤退。スクショ+注文ID保存。
復旧後:ブレイクはIFO+利確浅めに変更。イベント時は規模0〜1倍。

ケース4:入金反映が遅い

夕方に入金したが残高反映が遅い。
切り分け:営業日切替や週末メンテ枠を確認。
応急:余力不足のポジ新規は中止、翌日分の資金は前日に用意する運用へ。
復旧後:入金時間帯のルール化と、バックアップ銀行の登録。

※スマホでは横にスライドしてカードを確認できます。

連絡チャネルの使い分け:“事実→影響→希望”で統一

復旧後にサポートへ相談する際は、時系列の事実から始め、続いて取引への影響、最後に希望(確認事項)を端的に添えます。電話・チャット・メール・LINEなど窓口は複数ありますが、「同じ内容をコピペ可能なテンプレ」で統一しておくと、いざというときに素早く動けます。

チャネル 強み 向くケース 注意点
チャット 待ち時間少・履歴が残る 復旧後の照会や一般的な確認 本人確認が必要な内容は回答不可な場合
メール/フォーム スクショ添付・長文説明が可能 証跡をまとめて送りたい時 返信に時間がかかることがある
電話 ニュアンス伝達が容易 至急確認したい一般的な相談 障害時の電話注文は原則不可
LINE スマホ完結・画像送付が簡単 軽微な照会や状況共有 応対時間の目安を把握しておく

問い合わせテンプレ(コピペOK)

件名:○/○ ○時台のログイン不可について(復旧済・確認依頼)
本文:
【事実】○/○ ○:○〜○:○、スマホアプリでログイン不可。アプリ再起動・回線切替でも改善せず。
【影響】新規発注は停止。既存ポジはIFD-OCOで保全、損益への影響なし。
【証跡】端末/OS/アプリVer、スクリーンショット3枚、取引履歴の該当時刻を添付。
【希望】当該時間帯の事象有無、今後の留意点があれば教えてください。
  

最終チェックリスト:“最初の1分”でやること

切り分け

  • 公式「お知らせ」確認(障害/メンテ)
  • アプリ再起動/端末変更/回線切替/ブラウザ変更
  • 他社レートで時刻・価格を照合

応急対応

  • 新規は停止、既存はIFD-OCOで保全
  • ロット縮小、成行を避けIFO中心
  • スクショ・時刻・注文IDを保存

再発防止

  • 等リスク法(1回=口座×1%)で致命傷回避
  • 週末メンテ/営業日切替/指標は原則回避
  • DRサイトをブックマーク、回線/端末の複線化

※スマホでは横にスライドしてカードを確認できます。

“よくある落とし穴”を避けるコツ

  • 感情ドリブンな追撃は厳禁。復旧までの“静観”も戦略。
  • 等リスク法を崩さない(口座の上下で自然にロットが調整される)。
  • 「稼働時間」「通貨」「エントリー型」を固定。勝ち筋の検証が進む。
  • 成行の多用はコスト・滑りを増やす。IFO/IFDで先に設計する。
  • 週末前、ポジの持ち越し基準を事前に数値化(含み損益/指標有無)。

まとめ:“切り分け→保全→検証”をテンプレに

DMM FXに限らず、相場とシステムは不確実性を伴います。重要なのは、最初の1分で切り分けIFD-OCOで資金を保全し、復旧後に検証するという一連の動作をテンプレ化しておくこと。
さらに、等リスク法時間帯選別成行依存の縮小DRサイトの事前ブックマーク証跡の即時保存を習慣にできれば、どんなトラブルでも“致命傷を避ける”運用が現実的になります。焦りを行動にしないために、今日からチェックリストをホーム画面に固定しておきましょう。

FAQ(よくある質問)

Q1. 「障害」と「相場急変による重さ」はどう見分けますか?
公式「お知らせ」で障害/メンテ掲出の有無を確認し、他社レートの時刻と価格を照合します。指標直後や早朝の営業日切替は更新が乱れやすい時間帯。掲出がなければ端末/回線/アプリ更新の切り分けを並行しましょう。
Q2. 障害時に電話で注文できますか?
原則できません。障害時の電話注文は受け付けない運用が基本です。まずは告知の更新を待ち、DRサイトの案内があれば切り替え、状況が落ち着くまで新規は停止しましょう。
Q3. 証跡は何を残せばいいですか?
発生時刻、端末/OS/アプリVer、回線、通貨・数量、注文種別、画面スクショ(エラー表示や価格時刻)、他社レートとの時刻比較をセットで残します。時系列が揃っていれば、復旧後の照合がスムーズです。
Q4. 滑りや約定拒否を感じたらどうすべき?
まず半利確→建値保全で傷を止め、以降は成行を控えてIFO/IFDの先出し管理へ。イベント時は規模を0〜1倍に落とし、二波目のみを対象に。証跡を保存し、復旧後に問い合わせます。
Q5. 週末や早朝の“重さ”を避けるには?
週末の定期メンテ枠、営業日切替の時間帯は原則触らない設計に。やむを得ず運用する場合も、事前にポジ縮小とIFD-OCOでの保全を徹底し、ロットは最小に抑えましょう。
Q6. 予防として日常的にできることは?
OS/アプリ/ブラウザの更新、回線と端末の複線化、DRサイトのブックマーク、経済カレンダーの週次確認、等リスク法(1回=口座×1%)の遵守を習慣化してください。勝ち筋の3行メモで再現性を強化できます。

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