【インヴァスト証券】トライオートFXとは?初心者にもわかる自動売買の仕組み

FX会社︰インヴァスト証券

「自動売買に興味はあるけど、専門用語が難しそう…」「仕事や家事でチャートを見る時間がない」――そんな初心者の方に向けて、 インヴァスト証券のトライオートFXを基礎から丁寧に解説します。この記事では、 仕組み・裁量との違い・向き/不向き・注意点までを実務目線で整理。 読み終えたら“今の自分に合うかどうか”を判断できる状態を目指します。

この記事で分かること
  • トライオートFXの基本と初心者でも理解できる自動売買の仕組み
  • 裁量取引との違い(メリット/デメリット)
  • 向いている人・向かない人のチェックポイント
  • 最初に押さえるリスクと運用ルールのヒント

トライオートFXとは?

トライオートFXは、あらかじめ決めた売買ルール(ロジック)に従って自動で注文〜決済を行うFXサービスです。 相場のレンジに合わせて注文を分散し、一定幅で利益を積み重ねることが可能。 これにより「チャートを見続けられない」「感情的な判断で失敗する」といった悩みを軽減できます。

ポイント: 自動売買は「感情のブレを排除し、ルールに忠実である」ことが最大の強みです。

自動売買の仕組み

基本フロー

  1. ロジックを選ぶ(または自作する)
  2. 想定レンジ・数量・許容リスクを設定
  3. 資金を入金して稼働開始
  4. 証拠金維持率や評価損益を定期チェック

向いている人 / 向かない人

  • 向いている:仕事や家事でチャート監視が難しい人 / ルール重視の投資スタイルが好きな人
  • 向かない:瞬時の裁量判断を楽しみたい人 / 高レバレッジで短期勝負したい人

裁量取引との違い

自動売買は「ルールに沿った発注」、裁量取引は「その時の判断」。優劣ではなくスタイルの違いです。 初心者はまず自分に合うスタイルを理解することが大切です。

項目 トライオートFX(自動売買) 裁量取引
発注判断 事前ルールに従って自動発注 相場を見て自分で判断
作業時間 監視は週1回程度で可能 常時チャート監視が望ましい
得意局面 レンジ相場や反復する値動き 全相場に対応可能だが経験依存
主なリスク 設定ミス・長期トレンドでの含み損 感情に左右された損切り遅れ

※スマホでは横にスライドして表を確認できます。

初心者に向いている理由(ダイジェスト)

感情を排除できる

勝ち急ぎや負けを取り返す無理な取引を減らし、安定した運用を目指せます。

時間効率が良い

常時チャート監視が不要で、仕事や生活と両立しやすいです。

必要資金とリスク管理

トライオートFXは少額から始められますが、資金量とリスク耐性のバランスがとても重要です。 特に証拠金維持率は安全運用を測る指標となるため、必ずチェックしましょう。

ロジック本数 推奨証拠金 維持率の目安 備考
5本程度 10〜20万円 200%以上 小額で検証運用。利益よりも動作確認が目的。
10本程度 30〜50万円 200〜300% 中規模運用。含み損への耐性もある程度確保。
20本以上 70万円〜 300%以上 レンジ拡張や複数通貨で分散可能。ただし資金効率は低下。

※上記はあくまで目安です。実際は相場環境や通貨ペアの値動きで変動します。

ワンポイント:「証拠金維持率は200%を下回ったら要警戒」「想定ドローダウンの2倍の資金を準備」など、 自分ルールを決めておくと安心です。

トライオートFXの始め方

トライオートFXは、スマホだけで申込みから取引開始まで完結できます。 初めての方は以下の流れを参考にしてください。

STEP1〜STEP3

  1. 公式サイトから申込みフォームに入力(氏名・住所・投資経験など)
  2. 本人確認(eKYC):運転免許証やマイナンバーカードをスマホで撮影
  3. 審査→結果通知(最短即日で口座開設完了)

STEP4〜STEP5

  1. 初期設定(ログインID・パスワード・2段階認証)
  2. 入金→取引ツールでロジックを選択→運用開始

必要書類チェック

区分 注意点
本人確認書類 運転免許証 / マイナンバーカード 有効期限内・住所が現住所と一致しているか確認
マイナンバー 個人番号カード or 通知カード+本人確認書類 番号部分が鮮明に写っていることを確認
銀行口座 本人名義の口座 名義不一致だと入出金できません

メリット・デメリットの整理

最後に、トライオートFXのメリットとデメリットを簡単に整理します。どちらも理解したうえで利用を検討しましょう。

メリット

  • 感情に左右されず、ルール通りの運用ができる
  • チャート監視の手間を減らせる
  • ロジックのカスタマイズ性が高く、自分好みに調整可能
  • 学習コンテンツやセミナーが充実

デメリット

  • 急激なトレンド発生時には含み損が拡大しやすい
  • 設定ミス(数量・レンジ過大)が大きなリスクになる
  • スワップやスプレッドなど、取引コストは通貨ペアや時間帯で変動

長く続けるための実践チェックポイント

トライオートFXは「設定すれば放置でOK」というイメージを持たれがちですが、実際は“点検と調整”を続けることで長期運用が安定します。 ここでは、実際の利用者がよく意識しているチェックポイントを紹介します。

1. 維持率チェック

証拠金維持率は常に200%以上を目安に。下回ったら本数削減や資金追加を検討します。

ポイント:「週1で維持率を確認するリマインダー」をスマホに設定している人も多いです。

2. 含み損の把握

含み損=「次の利益の種」とも言えますが、過剰に積み上がるとリスクになります。 評価損益が資金の▲20〜30%を超えたら要警戒とする目安が現実的です。

3. ロジックの棚卸し

毎月1回は「動いているロジックが相場に合っているか」を振り返りましょう。 利確回数が極端に減った戦略は、レンジ見直しが必要です。

4. イベント前の調整

米雇用統計・FOMCなど大きな指標発表の前は、ロットを落とす/稼働を一部止めるといった対応が有効です。

ワンポイント: 「始めたらそのまま」ではなく、“小さな点検を積み重ねる”ことが長期安定のコツです。

まとめ

インヴァスト証券のトライオートFXは、初心者でも始めやすい自動売買サービスです。 あらかじめ設定したルールで自動的に売買を繰り返すため、感情に振り回されない投資を実現できます。 一方で、相場の急変や設定ミスによる含み損拡大などのリスクもあるため、資金管理とルール運用は欠かせません。

まずは小額から試運転し、取引履歴を振り返りながらロジックを調整することで、長期的な安定運用につながります。 「時間効率を重視しつつ、コツコツと資産形成を目指したい」人にとって、トライオートFXは有力な選択肢になるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. トライオートFXは完全に放置しても大丈夫ですか?
完全放置は推奨されません。週1回程度は証拠金維持率やポジション状況を確認することをおすすめします。想定外の相場変動が起きた場合は設定見直しが必要です。
Q2. いくらから始められますか?
公式には1,000通貨単位から取引可能ですが、実際には10〜20万円程度の資金から始める人が多いです。小額で始めて運用感覚をつかむのが安心です。
Q3. どの通貨ペアが人気ですか?
米ドル/円やユーロ/円など、値動きが比較的安定している主要通貨ペアが人気です。レンジ相場が続きやすい通貨ペアを選ぶと、自動売買の強みを発揮しやすいです。
Q4. 損切りはどうすればいいですか?
ロジックに自動損切りを組み込む方法と、手動でロスカットを行う方法があります。重要なのは「どの水準で撤退するか」を事前に決めておくことです。
Q5. 税金や確定申告は必要ですか?
FXの利益は「申告分離課税」で一律20.315%(所得税・住民税含む)が課されます。年間20万円以上の利益がある場合は確定申告が必要です。
Q6. 初心者が最初に選ぶべきロジックはどれですか?
まずは公式が提供する「自動売買セレクト」から始めるのがおすすめです。人気の高い基本戦略を利用し、慣れてきたら自分でカスタマイズすると良いでしょう。

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