【保存版】困ったらここを見る。iサイクル2取引™の実務FAQ
外為オンラインのiサイクル2取引™でよく寄せられる疑問を、設定・資金・停止/再開・税務・トラブルなどテーマ別に50個まとめました。 最短で解決できるよう「結論→理由→手順」の順で簡潔に記載。ページ内検索(Ctrl+F / ⌘+F)も活用してください。
この記事で分かること
- iサイクル2取引™の基本仕様と設定の考え方
- 資金設計・コスト・ロット/本数の目安
- 停止/再開の判断基準と実務フロー
- ツール/アプリ運用のコツと時短術
- 税務・トラブルのセルフチェックと連絡手順
基本・仕組み(Q1〜Q6)
Q1. iサイクル2取引™とは?裁量と何が違う?
A. あらかじめ設定した価格レンジ・利確幅・本数・方向に基づき、注文〜決済を自動で繰り返す仕組みです。裁量は都度自分で発注/決済しますが、iサイクル2取引™はルールの自動執行により、感情や見落としを減らせます。
Q2. 24時間ずっと稼働する?端末の電源は必要?
A. 基本はサーバー側で稼働するため、PCやスマホの電源ONを常時維持する必要はありません。なお、定期メンテ時間や通信障害時は新規発注が一時停止する場合があります(再稼働後に履歴を照合しましょう)。
Q3. どの通貨ペアでも使える?選び方のコツは?
A. 主要通貨から高金利通貨まで利用可能です。相性判断は①レンジ性(往復しやすさ)②流動性(板の厚さ)③スプレッド/滑り④スワップで総合評価。まずは主要通貨から始めるのが無難です。
Q4. 最小ロットや細かい仕様は?初心者でも小さく始められる?
A. 外為オンラインの最小取引単位(ロット仕様)は最新の公式情報をご確認ください。運用開始は最小ロット×本数も控えめで、“余力を厚め”に設計するのが安全です。
Q5. デモ口座はある?本番と何が違う?
A. デモで操作/発注フローを確認できます。違いは心理負荷の有無・滑り/配信/コスト差など。本番移行時は最小ロット・短期・1通貨から段階的に慣らしましょう。
Q6. 自動化しても“完全放置”は安全?
A. 完全放置は推奨しません。イベント前後・薄商い・ボラ急増などは、縮小/停止/再開の判断が必要です。週次レビューで設定とKPIを見直しましょう。
設定・初期構築(Q7〜Q12)
Q7. レンジ幅はどう決める?“広め/標準/狭め”の目安は?
A. 直近の高安・ATR・イベントを基準に、広め=想定外への耐性、狭め=回転効率、標準=両者の中間で設計。初心者は標準→必要に応じ微調整が無難です。
Q8. 利確幅は固定で良い?相場によって変えるなら基準は?
A. 基本は固定でOK。ATR×0.5〜0.8を目安に、日足/4Hで確認。急激なボラ変化が続くときのみ微調整します(頻繁変更は過学習の元)。
Q9. 本数(密度)の決め方は?過密だと何が起きる?
A. 密度を上げると回転しやすい反面、含み損と証拠金消費が増えます。“中心密・外縁疎”で段階配分し、急変時の偏りを抑えましょう。
Q10. 片方向と両方向(両建て)、どちらが良い?
A. 初心者は片方向が管理しやすいです。両建てはヘッジ目的で一時的に使う高度手法。コスト悪化や解消手順の難度が上がるため、明確な意図がない限り多用しないでください。
Q11. 損切りは必要?“切らない”戦略は危険?
A. 長く持てば回る前提は危険です。最大DD・維持率・余力から逆算し、段階縮小→停止→再開のフローを用意。“損切りゼロ”は想定外に脆いと考えましょう。
Q12. 設定は保存・再現できる?変更管理のコツは?
A. 日付つきテンプレとして、レンジ/利確/本数/ロット/通貨/意図を記録。1回1項目のみ変更し、成果が出たら採用、出なければ即ロールバックできるようにします。
資金・証拠金(Q13〜Q18)
Q13. 必要資金の目安は?安全サイドの出し方は?
A. 1回の許容損失を口座の1〜2%に設定し、最大同時保有×利確/損切り幅×想定滑りで逆算。維持率の警戒(例:200%)も併置します。
Q14. 維持率の“黄色/赤”ラインはどこに置く?
A. 黄色=警戒ライン(例:200%)、赤=縮小必須(例:150%)。追証や強制決済の基準は規約で確認し、早めに縮小して守りを優先します。
Q15. ロット計算はどうする?増やすタイミングは?
A. 資金×許容%÷(損切りpips×1pips価値)で当初ロットを算出。月次プラス&最大DD更新なしの2条件で段階的に+10〜20%増やします。
Q16. 追加証拠金(追証)を避ける運用ルールは?
A. 余力常時キープ(例:証拠金の30〜50%)、イベント前の縮小、週末をまたがない、警戒ライン到達で即縮小の4点を徹底します。
Q17. 余力はどれくらい残す?“攻めすぎ”の目安は?
A. 平常時でも30〜50%の余力確保を推奨。余力20%未満常態は危険シグナル。ロット/本数を見直し、中心のみ運転へ切替えます。
Q18. 複数通貨の配分は?相関の見方は?
A. 同方向に動きやすい通貨の偏りを避け、主要+サテライト構成に。相関高い組み合わせは同時縮小、相関低い組み合わせで分散します。
運用・メンテ(Q19〜Q24)
Q19. 稼働中のチェック頻度は?毎日やることは何?
A. 日次:残高/維持率/約定照合/指標カレンダー。週次:KPIレビュー(勝率・RR・実質コスト・遵守率)。月次:小変更の採否を決めます。
Q20. 指標や要人発言などイベント時の標準対応は?
A. 60分前から新規停止、予約は広め/OCOのみ、成行は封印。終わっても30分様子見してから段階再開します。
Q21. ボラ急増で利確が機能しない。何を優先する?
A. 守り優先。ロット半減→本数間隔拡大→中心のみ運転の順に縮小。利確幅はATR連動で微調整し、落ち着くまで増やしません。
Q22. スリッページが悪化したら?数値の見方は?
A. 約定ログから平均滑り(pips/件)を算出し、3期間移動平均で監視。閾値超ならロット/頻度を一段縮小し、改善しなければ一時停止→再開検証へ。
Q23. 連続約定で在庫が偏る。崩れにくい是正手順は?
A. 利確のみ先に通し、外縁の新規を一時停止。偏りが解消したら本数を間引き、中心のみで再開→段階復帰します。
Q24. “常時ON”でいい?休む基準は必要?
A. 週末/薄商い/大イベント/通信不安は休止候補。やらない勇気をKPI(遵守率)で管理し、休むも戦略を徹底します。
停止・再開(Q25〜Q30)
Q25. 停止判断のKPIは?どの数値を見ればいい?
A. 最大DD・維持率・実質コスト・遵守率の4点。DDが許容70%到達+遵守率80%未満が続けば停止→再設計が妥当です。
Q26. 段階停止の手順は?どこから削るべき?
A. 外縁→中心以外→中心の一部の順に縮小。新規を止め、利確で在庫を軽くしながら段階停止します。成行での一括清算は避けましょう。
Q27. 再開はどう段階化する?フル復帰の条件は?
A. 25%→50%→75%→100%の順。各段階でKPIが基準内かを確認し、基準外ならその段階で再調整してから先へ進みます。
Q28. “外縁から再開”が危険と言われるのはなぜ?
A. 外縁再開は逆行時に在庫が一気に膨張しやすいため。再開は中心のみ→様子見→外側へ拡張が鉄則です。
Q29. 週末の持ち越しはどう判断する?
A. 原則は縮小/停止。ギャップで成行執行・スプレッド拡大のリスクが増します。持ち越す場合も本数/ロットを大幅軽量化しましょう。
Q30. 祝日や薄商い時間帯はどう運用する?
A. 新規を控えめにし、広めの予約/OCO限定。成行封印を徹底し、板が戻るまで段階復帰します。
税務・記録・トラブル(Q31〜Q36)
Q31. 税区分と税率は?いつ申告が必要になる?
A. 店頭FXは通常、申告分離課税(税率20.315%)が適用されます。給与等との損益通算は不可。具体の判定/手続きは最新の税制を必ず確認してください。
Q32. 年間損益はどう集計する?実務の流れは?
A. 取引レポートを月次→年次で突合し、手数/スワップ/調整を含めて集計。CSV保存+クラウド保管で紛失に備えます。
Q33. 経費にできるものは?どこまで認められる?
A. 一般に取引関連の合理的費用(通信・VPS・書籍・ツール等)は対象になり得ますが、個別の税務判断は専門家へ相談を。領収書・明細を保管しましょう。
Q34. 損益通算・繰越控除は使える?注意点は?
A. 店頭FXの損失は先物等との損益通算・3年繰越が可能な制度があります。期限内申告や書類不備に注意(制度は変更され得るため最新情報を確認)。
Q35. 異常約定や価格乖離を疑うとき、何を残す?
A. 時刻/通貨/数量/注文番号/期待価格/約定価格のスクショ、端末/回線/ツール、同時刻の他社ティック。一次連絡→整理→再連絡で提出します。
Q36. サポートへの問い合わせテンプレはある?
A. 件名:【iサイクル2取引】事象/通貨/時刻。本文:口座下4桁・端末/回線・事象・再現手順・影響額・希望対応。スクショ/ログ添付で応答が早くなります。
検証/レビュー(6)
Q37. バックテストとフォワード検証の“橋渡し”はどうする?
A. 過去最適=過学習の恐れがあるため、BTの勝ち筋を1〜2要因に要約し、小ロット・30日のフォワード検証で再現性を確認。差分はKPI化(勝率・RR・滑り・実質コスト)して原因切り分けします。
Q38. 勝率とRR(損益率)が噛み合わないときの処方箋は?
A. 利確幅=ATR連動、損切り=最大DD方針と整合を再調整。勝率>RRなら利確延長/損切り短縮、RR>勝率なら利確短縮/損切り緩和。1回の変更は1項目のみが原則です。
Q39. 指標週と平常週で成績がブレる。評価は分けるべき?
A. はい。“指標週”を除外/別集計し、平常週の母集団を確保。指標週は停止/縮小の遵守率を評価し、ルール逸脱をコストとして計上します。
Q40. 改善テーマの優先度をどう決める?(インパクト×実装難易度)
A. 改善効果(利回り/リスク低減)×実装容易度でスコア化。例:①時間帯の回避(高)→②密度/利確整合(中)→③通貨分散(中)→④高度設定(低)。“早く効く”ものから手を付けます。
Q41. ダッシュボードは何を表示すれば十分?
A. 最小セットは①今月損益 ②最大DD ③勝率 ④RR ⑤実質コスト ⑥遵守率。月次と直近10取引の2軸で表示し、閾値越えは赤表示で即対応できるようにします。
Q42. “やめ時”の基準は?(撤退/一時停止の線引き)
A. DDが許容の70%到達、実質コスト悪化が2ヶ月継続、遵守率80%未満が3点同時に発生したら停止・再設計。一発逆転狙いは禁止です。
セキュリティ・口座管理(5)
Q43. セキュリティ設定の必須は?(スマホ/PC共通)
A. 強固なPW、端末ロック/生体認証、OS/アプリ最新版、公衆Wi-Fiでの発注禁止、メールのなりすまし対策(差出人とURLの検証)は必須です。
Q44. 端末を変えたときの注意点は?
A. 旧端末の認証解除、新端末での通知とログイン試験、緊急連絡先の更新。一時的に発注縮小し、問題ないことを確認して通常運用へ戻します。
Q45. 入出金の名義不一致でエラーになった場合は?
A. 本人名義一致が前提。エラー時は入出金履歴と通知メールを保存し、サポートへ連絡のうえ再手続き。以後は登録口座のみに統一しましょう。
Q46. 設定のバックアップはどう残す?
A. 日付付きテンプレ(CSV/ノート)でレンジ/利確/本数/通貨/ロットを保存。変更理由と期待効果も併記し、復元手順を月次でテストします。
Q47. 家族共有や複数人運用は可能?注意点は?
A. アカウントは本人専用が原則。意思決定者は1名に固定し、作業/レビュー/緊急時の役割分担を明文化。操作権限の分散は事故の元です。
その他・トラブル(3)
Q48. メンテ時間や配信停止が重なったら?
A. 事前に時間帯表をメモし、その前に縮小/停止。突発の配信停止は成行封印、復旧後に約定照合と在庫確認を必ず実施します。
Q49. 価格乖離や異常約定を疑うときの記録セットは?
A. 時刻・通貨・数量・注文番号・期待/約定価格のスクショ、ツール/端末/回線情報、同時刻の他社ティック。一次連絡→整理→再連絡の2段階で提出します。
Q50. “続けるべきか迷う”ときの最終チェックは?
A. (1)資金曲線の傾き(3ヶ月)(2)最大DD/許容内か (3)遵守率≧90%か (4)改善テーマを実行したか。1つでも×なら停止→再設計、すべて○なら小幅継続が妥当です。
まとめ
本FAQは、外為オンライン×iサイクル2取引™で迷いやすい50項目を、判断基準→手順→記録の順で実務化しました。
要点は①小さく始める ②数値で見る ③異常は縮小/停止 ④再開は段階的に。この4原則を守るほど、ブレない運用に近づきます。
明日からは、“KPIダッシュボード+週次レビュー”を習慣化し、1回の変更=1項目で検証を進めていきましょう。
コメント