SBI証券・楽天証券・マネックス証券を徹底比較|初心者におすすめの証券会社はどこ?

SBI証券

これから資産運用を始めたい方にとって、証券口座の選択は非常に重要です。特に「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の3社は、日本国内でも人気が高く、多くの初心者に利用されています。

しかし、各社には手数料体系使いやすさポイント還元NISA/iDeCo対応など、細かい違いがあります。本記事では、それぞれの特徴をわかりやすく比較し、「どの証券会社が自分に合っているか?」を判断できるよう徹底解説します。

証券口座選びに迷っている方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。


各証券会社の基本情報と特徴

SBI証券の特徴

SBI証券は、取扱商品の豊富さと手数料の安さが魅力の大手ネット証券です。三井住友カードとの連携やTポイント投資、さらには外国株やIPOの対応力にも定評があります。初心者から上級者まで幅広く支持されている証券会社です。

  • 三井住友カード積立でVポイント還元
  • 米国株式の取扱銘柄が豊富
  • スマホアプリ「SBI証券 株アプリ」が高機能
  • NISA、つみたてNISA、iDeCoにも対応

楽天証券の特徴

楽天証券は、楽天経済圏を活用して投資したい方に人気です。楽天カードでの積立投資や、楽天ポイントによる投資が可能で、初心者にとって非常に使いやすい環境が整っています。

  • 楽天ポイントで投資ができる
  • 楽天カード積立で最大1.0%ポイント還元
  • 楽天証券アプリ「iSPEED」が直感的に操作できる
  • 初心者向けの投資セミナーやコンテンツが豊富

マネックス証券の特徴

マネックス証券は、海外ETFや米国株の取り扱いに強みがあります。また、ロボアドバイザー「ON COMPASS」や自動売買ツールも用意されており、中級者〜上級者向けにも対応。使いこなせば非常に便利な証券会社です。

  • 米国株の取扱数が多く、情報も充実
  • 独自の分析ツールやレポートが豊富
  • ロボアドバイザー「ON COMPASS」を提供
  • 手数料体系はやや複雑だが、条件により低コストも可能

手数料の比較(株式・投信・NISA)

証券会社を選ぶ際に、最も重視すべきポイントの1つが「手数料」です。ここでは、3社の手数料体系を比較してみましょう。

証券会社 現物株(スタンダードプラン) 投資信託 NISA対応
SBI証券 0円(アクティブプラン)
〜1,000万円/月
購入時手数料無料(ノーロード多数) つみたて・一般・成長枠すべて対応
楽天証券 0円(いちにち定額コース)
〜100万円/日
購入時手数料無料(楽天独自ファンドあり) つみたて・一般・成長枠すべて対応
マネックス証券 定額プランは非対応
約定ごとの手数料が必要
購入時手数料無料ファンドが多い すべてのNISAに対応

SBI証券と楽天証券は定額手数料が無料枠付きで、少額投資との相性が◎。一方、マネックス証券は都度手数料がかかるため、取引頻度によっては不利になる可能性があります。

使いやすさ・スマホアプリの操作性を比較

証券口座を日常的に使う上で、「操作のしやすさ」は非常に重要です。とくにスマートフォンでの取引が主流になっている今、スマホアプリの使い勝手や、画面の見やすさ、注文までのスピードは投資初心者にとって大きな判断材料となります。

証券会社 スマホアプリ 使いやすさの特徴
SBI証券 SBI証券 株アプリ / かんたん積立アプリ シンプルで視認性が高く、チャートやランキングも豊富
楽天証券 iSPEED 楽天経済圏との連携がスムーズで、資産管理も一元化
マネックス証券 マネックス証券アプリ 米国株に特化した表示や注文が可能、情報量は豊富だがUIはやや複雑

スマホアプリの直感的な使いやすさなら楽天証券、情報の網羅性ではSBI証券が優秀。マネックス証券は上級者向けの印象がやや強めです。


クレカ積立とポイント還元の違いを比較

現在では、クレジットカードによる投資信託の積立設定と、それに伴うポイント還元が標準化しつつあります。毎月自動で投資しながらポイントも貯まるため、非常にお得です。3社の対応状況は以下のとおりです。

証券会社 対応カード ポイント還元率 投資可能額/月
SBI証券 三井住友カード 0.5〜1.0% 最大5万円
楽天証券 楽天カード 0.2〜1.0% 最大5万円
マネックス証券 マネックスカード 1.1% 最大5万円

高還元を狙うならマネックス証券、バランス型ならSBI証券、楽天ポイントとの相性重視なら楽天証券がおすすめです。


投資商品の種類と外国株対応の違い

投資対象として「投資信託」だけでなく、「ETF」「個別株」「米国株・中国株」などを活用したい方も多いでしょう。各社の対応状況を比較します。

証券会社 ETF取扱 米国株 新興国株
SBI証券 国内外ETF対応、VOO等有名銘柄多数 ○(取扱数3,000銘柄以上) ○(アジア株・新興国株にも対応)
楽天証券 ○(米国ETF中心) ○(1,000銘柄以上) ○(一部制限あり)
マネックス証券 ○(手数料割引キャンペーン多い) ◎(米国株に特化) ○(比較的豊富)

幅広い商品ラインナップを求めるならSBI証券、米国株特化ならマネックス証券が有力。


初心者向けサポート体制を比較

はじめての投資は誰でも不安なもの。チャットサポート・電話相談・セミナーなど、サポートの充実度は安心して始めるための大きなポイントです。

  • SBI証券:AIチャットと有人チャット、コールセンターあり。定期セミナーも多数。
  • 楽天証券:楽天証券講座、動画コンテンツ、LINE相談などが充実。
  • マネックス証券:ヘルプセンターはやや上級者向け。セミナーは高品質。

初心者向けサポートの充実度ではSBI証券と楽天証券がリード。特に、チャットでの対応の早さや、NISA専用相談窓口などが評価されています。

証券会社選びに迷ったら?用途別おすすめガイド

ここまでの比較で、各社に強みがあることがわかりました。では、実際にどの証券会社を選べば良いのでしょうか?以下に用途別のおすすめをまとめました。

利用目的 おすすめ証券会社 理由
つみたてNISA SBI証券 クレカ積立投信マイレージが充実
米国株投資 楽天証券 リアルタイム株価と楽天経済圏の連携が魅力
IPO狙い マネックス証券 完全平等抽選でチャンスあり
日常的な投資とポイント還元 SBI証券 Tポイント・Vポイントが活用可能

どうしても迷う場合は?

どうしても決めきれない場合は、「自分が何を重視したいか」を軸に判断しましょう。

  • 手数料・ポイント重視 ⇒ SBI証券
  • 使いやすさ・UI ⇒ 楽天証券
  • チャレンジ枠・IPO ⇒ マネックス証券

1社に決めなくてもOK!目的ごとに口座を使い分ける方法も有効です。

よくある質問(FAQ)

初心者におすすめの証券会社はどこ?
初心者には、サポート体制が充実していて、ポイント還元も多いSBI証券楽天証券がおすすめです。
クレカ積立は複数社で併用できる?
はい、証券会社ごとに異なるクレジットカードを登録すれば、併用可能です。ただし、各社の上限(月5万円)を超えないよう注意しましょう。
外国株投資に強いのはどこ?
リアルタイム株価や使いやすさを重視するなら楽天証券、銘柄数や為替コストで選ぶならSBI証券がおすすめです。

まとめ:あなたに合った証券会社を選ぼう

楽天証券・SBI証券・マネックス証券にはそれぞれ異なる強みがあります。重要なのは、「自分の投資スタイルや目的に合った証券会社を選ぶ」ことです。

たとえば、積立NISAやポイント重視ならSBI証券使いやすさ重視なら楽天証券IPO投資に挑戦したいならマネックス証券など、目的に応じた最適解があります。

また、複数の証券会社を併用して用途別に使い分けるという戦略も十分に有効です。

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