楽天証券の口座開設は難しい?やり方・必要書類・日数をわかりやすく解説
楽天証券は、初心者から経験者まで幅広い層に支持されているネット証券のひとつです。楽天ポイントを活用できる「ポイント投資」や、豊富な投資信託・ETFのラインアップ、わかりやすい操作画面などが特徴で、これから資産形成を始めたい方にとって最適な証券会社といえるでしょう。
ただし、はじめの一歩として必要な「口座開設」に対して、不安を感じている方も多いのではないでしょうか?「どんな手順?」「書類は必要?」「何日かかる?」といった疑問を、初心者目線でわかりやすく解説していきます。
この記事では、楽天証券の口座開設手順をステップごとに整理し、必要書類や日数の目安、注意点もまとめました。最後まで読めば、スムーズに証券口座を開設できるようになります。
楽天証券の口座開設は誰でもできる?
楽天証券の口座は、日本国内に居住している18歳以上の個人であれば、基本的に誰でも開設可能です。学生・主婦・パート・アルバイトの方も対象となっており、収入の有無は問いません。
未成年や外国籍でも申し込める?
未成年者も「未成年口座」として申し込むことが可能です(親権者の同意が必要)。また、日本国内に住民票のある外国籍の方も、日本語での読み書きが可能であれば申し込めます。
ただし、外国口座や非居住者には対応していません。
楽天会員でないとダメ?
楽天証券の口座開設には楽天会員登録が必須です。既に楽天市場などでアカウントを持っていれば、そのIDでログインし手続きを進められます。まだ会員でない方は、口座開設の流れの中で同時登録できます。
楽天証券の口座開設のやり方(ステップ別に解説)
ここからは、楽天証券の口座を開設するためのステップを順を追って解説します。スマホだけで完結する方法もあるので、面倒な郵送や来店は不要です。
ステップ①:楽天会員のログイン
まずは楽天証券の口座開設ページにアクセスし、楽天会員IDでログインします。
会員でない方はこの段階で新規登録が必要です。
ステップ②:口座開設の申込情報を入力
氏名・住所・連絡先・職業など、本人確認に必要な情報を正確に入力します。投資経験や資産状況の入力もありますが、初心者でも問題ありません。
源泉徴収あり/なしなど「特定口座」の選択もこのタイミングで行います。
ステップ③:本人確認書類とマイナンバーの提出
スマホで撮影した本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)と、マイナンバー確認書類をアップロードします。郵送での提出も可能ですが、スマホ撮影による提出の方が圧倒的に早く完了します。
ステップ④:初期設定と口座開設通知の受取
本人確認が完了すると、楽天証券からログインIDと初期パスワードがメールまたは郵送で届きます。
その後、勤務先や投資目的などの初期設定を行えば、口座開設完了となります。
口座開設に必要な書類は?
楽天証券の口座開設に必要な書類は以下の2点です。オンライン申込の場合、スマホで撮影してアップロードするだけでOKです。
① 本人確認書類(いずれか1点)
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート(2020年2月以前発行の住所記載あり)
- 健康保険証+補完書類(住民票など)
おすすめはマイナンバーカードまたは運転免許証です。提出が1枚で済み、審査もスムーズに進みます。
② マイナンバー確認書類
- マイナンバーカード(裏面)
- 通知カード
- マイナンバーが記載された住民票
2016年から証券口座の開設にはマイナンバーの提出が義務化されています。提出を忘れると取引ができないため、必ず用意しておきましょう。
楽天証券の口座開設にかかる日数は?
オンライン完結型で申し込めば、最短翌営業日で口座開設完了というスピード感が魅力です。郵送での申し込みより圧倒的に早く、以下が目安となります。
提出方法 | 目安日数 | 特徴 |
---|---|---|
スマホ撮影で提出 | 1〜2営業日 | 本人確認が早く済み、最短で開設可能 |
郵送で提出 | 5〜7営業日 | 郵送にかかる時間分だけ遅くなる |
急いで投資を始めたい方は、スマホアップロード一択です。
NISAやiDeCoも一緒に申し込める?
楽天証券では、口座開設時に「つみたてNISA」「一般NISA」「新NISA(2024年以降)」も同時申し込みできます。1回の申し込みで完結するので、あとから申し込むより効率的です。
ただし、NISA口座開設には税務署との確認が必要なため、+1〜2週間ほどの時間がかかります(証券口座自体は先に開設されます)。
iDeCoの申し込みは別手続き
iDeCo(個人型確定拠出年金)は別途専用ページから申し込む必要があります。NISAと違い、複雑な手続きや書類提出があるため、証券口座開設後にじっくり申し込むのがおすすめです。
口座開設前に知っておくべき注意点
特定口座と一般口座の違い
楽天証券では、「特定口座(源泉徴収あり or なし)」または「一般口座」を選択できます。初心者には源泉徴収ありの特定口座がおすすめ。確定申告が不要で、税金の計算も自動で行ってくれます。
スマホアプリの初期設定も忘れずに
口座開設後、楽天証券のスマホアプリ(iSPEED)をダウンロードし、ログイン設定やパスワード変更をしておくとスムーズです。
ログイン情報は忘れないように、パスワード管理アプリ等で保管することをおすすめします。
まとめ|楽天証券の口座開設は簡単&スピーディー
楽天証券の口座開設は、スマホだけで最短5分・最短翌営業日から取引可能という手軽さが魅力です。必要書類はマイナンバーと本人確認書類のみで、郵送不要のオンライン完結型。
さらに、NISA口座の同時申請や楽天ポイントとの連携もスムーズに行えるため、資産形成をこれから始める方にとっても最適な証券会社といえるでしょう。
口座開設後すぐにポイント投資・つみたてNISA・米国株投資などにチャレンジできる環境が整っています。迷っている方は、早めに無料口座開設を済ませてスタートラインに立ちましょう!
よくある質問(FAQ)
Q1. 楽天証券の口座開設は本当に無料ですか?
はい、口座開設・口座維持手数料は完全無料です。取引をしなければ費用は一切かかりません。
Q2. スマホだけで申し込めますか?
はい。本人確認書類とマイナンバー書類をスマホで撮影・アップロードするだけで、郵送不要で完結できます。
Q3. マイナンバーカードがないと申し込めない?
通知カード+本人確認書類(運転免許証など)でも申請可能です。ただし、提出書類が2種類必要になるため、マイナンバーカードの方が便利です。
Q4. NISA口座も一緒に開設できますか?
はい。口座開設時にNISAの申込みを同時に行えます。後から申し込むよりスムーズです。
Q5. 口座開設後、どのタイミングで取引可能?
口座開設完了のメールが届いた後、ログインすればすぐに取引可能です(初回入金が必要です)。
Q6. iDeCoは口座開設と一緒に申し込めますか?
iDeCoは別途申し込みが必要です。楽天証券のiDeCoページから申し込みましょう。
Q7. IPOの売却タイミングはどう決めるべき?
IPOの株は初値が高騰することがありますが、急激に値下がりする可能性もあります。売却タイミングは、購入した価格と市場の動向を見て判断することが重要です。
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