SBI証券のクレカ積立は、「投資信託の購入」と「クレジットカードのポイント還元」を同時に活用できる画期的な制度です。
特に注目されているのが、最大5%のポイント還元。これは主要ネット証券の中でもトップクラスの高還元率を誇ります。
本記事では、SBI証券におけるクレカ積立の特徴や仕組み、還元率の違い、他社との比較、実際の始め方までを、初心者向けにわかりやすく解説します。
SBI証券のクレカ積立とは?
SBI証券のクレジットカード積立は、三井住友カードと連携して投資信託を毎月自動で購入する仕組みです。
積立金額は毎月100円〜5万円まで設定でき、利用金額に応じたVポイントが貯まります。
クレジットカードでの支払いとなるため、現金を使わずに資産形成が進み、さらにポイントも獲得できるという一石二鳥の制度です。
クレカ積立で得られるポイント還元の仕組み
SBI証券のクレカ積立では、三井住友カードのグレードによって還元率が異なるのが特徴です。以下にカード種別ごとのポイント還元率をまとめました。
カード種別 | ポイント還元率 | 年会費 |
---|---|---|
三井住友カード(NL) | 0.5% | 永年無料 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% | 5,500円(条件付き無料) |
三井住友カード プラチナプリファード | 5.0% | 33,000円 |
このように、プラチナプリファードなら毎月5万円の積立で年間30,000円相当のポイントを得ることが可能です。これは実質利回り6%に相当する魅力的な制度といえます。
対象となる投資信託とNISAとの併用
SBI証券のクレカ積立で選べるファンドは、つみたてNISA・新NISAの成長投資枠でも利用できる対象商品が多数揃っています。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドやeMAXIS Slimシリーズなど、人気の低コストインデックスファンドも対応しています。
なお、新NISAのつみたて投資枠ではクレカ積立が対応しており、税制優遇とポイント還元の両方を享受できる点も大きな魅力です。
SBI証券と他社のクレカ積立を比較
他の大手ネット証券(楽天証券・マネックス証券)と比較すると、SBI証券のクレカ積立は還元率の上限が最も高いという特長があります。以下に比較表を示します。
証券会社 | 利用可能なカード | 最大還元率 | 月間積立上限 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード | 5.0% | 5万円 |
楽天証券 | 楽天カード | 1.0% | 5万円 |
マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 5万円 |
このように、SBI証券は高還元率を狙いたい投資家にとって、最適な選択肢となります。
SBI証券でクレジットカード積立を始める方法
ステップ1:SBI証券の口座を開設
クレカ積立を始めるには、まずSBI証券の総合口座を開設する必要があります。 すでに口座を持っている場合は、次のステップへ進んでください。
ステップ2:三井住友カードを準備
SBI証券でのクレカ積立には、三井住友カード(NL・ゴールド・プラチナなど)が必要です。 還元率はカードの種類によって異なるため、目的に応じて選びましょう。
カード種類 | 基本還元率 | 備考 |
---|---|---|
三井住友カード(NL) | 0.5% | 年会費無料 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% | 年間100万円利用で永年無料 |
三井住友カード プラチナ | 2.0% | 年会費有料 |
ステップ3:積立設定を行う
SBI証券のマイページから「クレカ積立設定」へ進み、投資信託の銘柄と毎月の積立金額を設定します。 最大で月5万円まで積立可能で、設定した金額に応じてポイントが付与されます。
ステップ4:設定内容を確認し、申込完了
内容に間違いがなければ申し込みを完了させましょう。翌月から自動でクレカ積立がスタートします。
SBI証券のクレカ積立に関する注意点
- 積立金額は1,000円以上・1円単位で設定可能
- 積立日は毎月1日(カード引き落とし日は翌月)
- NISAとの併用可(ただし金額上限あり)
- 銘柄によっては積立対象外となるケースがある
- ポイント付与はカード発行元(三井住友カード)経由で行われる
よくある質問(FAQ)
SBI証券に口座を開設し、三井住友カード(対象カード)を登録すれば、クレカ積立を始められます。
三井住友カード プラチナプリファードを利用した場合、投資信託の積立に対して最大5%のポイントが還元されます。
月5万円まで積立が可能です。
積立月の翌月中旬ごろにVポイントが付与されます。
まとめ:SBI証券のクレカ積立は賢くお得に資産形成できる手段
SBI証券のクレジットカード積立は、自動的に積立しながらポイントも獲得できるため、 長期投資を続けたい方にとって非常に相性の良い制度です。 特に、Vポイントによる還元率が高いゴールドカードを活用すれば、実質利回りの向上にもつながります。 まずは口座開設とカード準備から始めて、将来の資産形成を一歩ずつ進めていきましょう。
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