楽天カードと楽天プレミアムカードを徹底比較!年会費・特典・プライオリティ・パス・おすすめを解説

楽天カードと楽天プレミアムカードを徹底比較!年会費・特典・プライオリティ・パス・おすすめを解説 楽天カード

「楽天カードと楽天プレミアムカードのどちらを選ぶべきか悩んでいる」「年会費11,000円(税込)を払う価値が楽天プレミアムカードにあるのか知りたい」とお悩みではありませんか?年会費無料のスタンダードな楽天カードと、上位カードである楽天プレミアムカードは、年会費だけでなくポイント還元率、空港ラウンジ特典(プライオリティ・パス)、付帯保険など多くの違いがあります。この記事では、2枚のカードの違いを15以上の項目で徹底比較し、損益分岐点やそれぞれに向いている人の特徴を分かりやすく解説します。

📝 この記事で分かること

  • 年会費と基本性能の違い:年会費無料と11,000円(税込)のコスト差と基本スペック
  • ポイント還元率とSPUの仕組み:楽天市場での還元率や特典ポイント獲得上限の違い
  • プライオリティ・パスと付帯保険:海外旅行傷害保険の補償額・適用条件や空港ラウンジ特典
  • 損益分岐点と最適な選び方:どちらのカードを選べば損をしないかの明確な判断基準
  1. 1. 楽天カードと楽天プレミアムカードの概要
    1. 楽天カード(一般カード)の概要
    2. 楽天プレミアムカードの概要
  2. 2. 楽天カードと楽天プレミアムカードの主要比較表
  3. 3. 年会費と発行コストの違いを徹底解説
    1. 3-1. 本会員の年会費の違い
    2. 3-2. 家族カード・ETCカードの年会費比較
    3. 3-3. コスト面における損益の捉え方
  4. 4. ポイント還元率と楽天市場特典の違い
    1. 4-1. 基本還元率はどちらも1.0%
    2. 4-2. 楽天市場での還元率とSPUの仕組み
    3. 4-3. 選べるサービス(選べるコース)と誕生月サービス
      1. 楽天市場コース
      2. トラベルコース
      3. エンタメコース
    4. 4-4. 月間獲得上限ポイントの違い
  5. 5. 海外旅行・トラベル特典の違い(プライオリティ・パスと空港ラウンジ)
    1. 5-1. プライオリティ・パスの付帯条件と回数制限
    2. 5-2. 国内主要空港・ハワイの空港ラウンジ利用
    3. 5-3. 海外トラベルデスクと手荷物宅配サービス
  6. 6. 付帯保険(海外・国内旅行傷害保険・ショッピング保険)の比較
    1. 6-1. 海外旅行傷害保険の補償金額と適用条件
    2. 6-2. 国内旅行傷害保険の有無と補償額
    3. 6-3. 動産総合保険(ショッピング保険)の安心感
  7. 7. 使いやすさ・サポート・ステータスの比較
    1. 7-1. 利用可能枠(利用限度額)の違い
    2. 7-2. 楽天プレミアムカード限定コンシェルジュデスク・専用デスク
    3. 7-3. カードデザインとステータス性
  8. 8. 楽天カードがおすすめな人の特徴
    1. コストを一切かけずに楽天ポイントを効率よく貯めたい人
    2. 楽天市場での年間利用額がそこまで高額でない人
    3. 海外旅行や飛行機を利用した出張の機会が少ない人
  9. 9. 楽天プレミアムカードがおすすめな人の特徴
    1. 年1〜2回以上、海外旅行や海外出張へ行く人
    2. 楽天市場での買い物額が非常に大きいヘビーユーザー
    3. 利用限度額の高さや手厚い各種保険・サポートを求める人
  10. 10. 切り替え・申し込み時の注意点と損益分岐点
    1. 10-1. 損益分岐点の考え方
    2. 10-2. 一般カードからプレミアムカードへの切り替え手順と注意点
    3. 10-3. リボ払い・分割払いの手数料に関する注意点
    4. 10-4. 最新のキャンペーン情報や制度変更の確認
  11. 11. まとめ
  12. よくある質問(FAQ)

1. 楽天カードと楽天プレミアムカードの概要

楽天カードと楽天プレミアムカードは、どちらも楽天グループが発行する人気のクレジットカードですが、ターゲット層や提供される特典の範囲が大きく異なります。まずは、それぞれの基本概要と特徴を押さえておきましょう。

基本カード

楽天カード(一般カード)の概要

楽天カード(一般カード)は、年会費永年無料で利用できる日本屈指のベストセラークレジットカードです。基本ポイント還元率が1.0%と高く、楽天市場での買い物ではさらにポイントが貯まりやすいため、コストを一切かけずに楽天ポイントを効率よく貯めたい方に最適です。初めてクレジットカードを作成する方から、普段使いのメインカードを探している方まで、幅広い層に支持されています。

上位カード

楽天プレミアムカードの概要

楽天プレミアムカードは、年会員11,000円(税込)で所有できる楽天カードの上位ゴールドランクに位置するカードです。手厚い海外・国内旅行傷害保険をはじめ、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」の付帯、楽天市場でのポイント加算プログラム(選べるサービス)、プレミアムカード専用デスクなど、ワンランク上の充実したサービスと高いステータス性が魅力となっています。

2. 楽天カードと楽天プレミアムカードの主要比較表

2枚のカードのスペックや特典をひと目で比較できるよう、主要な項目を表にまとめました。年会費の違いだけでなく、付帯サービスや限度額の差に注目して比較してみましょう。

比較項目 楽天カード(一般) 楽天プレミアムカード
本会員年会費 永年無料 11,000円(税込)
家族カード年会費 無料 550円(税込)/枚
ETCカード年会費 550円(税込)
※会員ランクにより無料
無料
基本ポイント還元率 1.0%(100円につき1pt) 1.0%(100円につき1pt)
楽天市場での還元率 通常3.0%(SPU適用時) 通常3.0% + 特典あり
※選べるサービスや誕生月特典
プライオリティ・パス なし 無料付帯
※プレステージ会員相当(回数制限条件あり)
国内空港ラウンジ なし 無料(国内主要30箇所以上+ハワイ)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) 最高5,000万円(一部自動付帯+利用付帯)
国内旅行傷害保険 なし 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 なし 最高300万円/年
利用限度額(最高) 最高100万円程度 最高300万円程度
国際ブランド VISA / Mastercard / JCB / Amex VISA / Mastercard / JCB / Amex

⚠️ 注意点:サービス内容やキャンペーン条件、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の仕様は予告なく変更される場合があります。最新の情報は必ず楽天カードの公式サイトにてご確認ください。

3. 年会費と発行コストの違いを徹底解説

クレジットカードを選ぶ上で最も基本的な比較要素が「維持コスト(年会費)」です。楽天カードと楽天プレミアムカードでは、本会員だけでなく家族カードやETCカードの費用体系も大きく異なります。

3-1. 本会員の年会費の違い

楽天カード(一般カード)の本会員年会費は「永年無料」です。カードを何年間所有しても、一度も決済に利用しなかったとしても、口座管理料などの維持費用は1円も発生しません。

一方で、楽天プレミアムカードの年会費は「11,000円(税込)」です。毎年決まった月に11,000円が口座から引き落とされるため、このコストに見合うだけの特典やポイント還元を受けられるかが保有の決め手となります。

3-2. 家族カード・ETCカードの年会費比較

本会員以外の追加カードについても、それぞれのカードでコスト設計が異なります。

  • 家族カード:一般カードは年会費無料です。プレミアムカードの場合、家族カードの年会費は1枚につき550円(税込)が発生します。
  • ETCカード:一般カードの場合、通常は年550円(税込)の年会費がかかります(楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員の場合は無料)。これに対し、プレミアムカード会員は無条件でETCカードの年会費が無料となります。

3-3. コスト面における損益の捉え方

一般カードは維持コストがゼロであるため、「持っていて損をすること」がありません。対してプレミアムカードは、毎年11,000円(税込)のコストが確定で発生します。したがって、プレミアムカードを選ぶ際は「付帯サービス(プライオリティ・パスや保険)の価値」や「ポイント還元率のアップ分」で11,000円以上のメリットを出せるかどうかが評価基準になります。

4. ポイント還元率と楽天市場特典の違い

楽天カード最大の魅力であるポイント還元システムですが、一般カードとプレミアムカードでは楽天市場でのポイント付加価値に明確な差がつけられています。

4-1. 基本還元率はどちらも1.0%

街のスーパーやコンビニ、公共料金の支払いなど、通常のお買い物で獲得できる基本還元率は、両カードとも「1.0%(100円につき1ポイント)」で共通です。日常のショッピング決済において、基本還元率の差はありません。

4-2. 楽天市場での還元率とSPUの仕組み

楽天市場で買い物をする場合、SPU(スーパーポイントアッププログラム)が適用されます。以前はプレミアムカードに+2%の常時加算がありましたが、制度変更により基本のSPU倍率は一般カードと同じ「通常購入分1%+カード利用特典分2%=合計3.0%」となっています。

しかし、楽天プレミアムカードにはSPU枠とは別に「独自選べるサービス」や「誕生月特典」などの追加ポイント獲得手段が用意されています。

4-3. 選べるサービス(選べるコース)と誕生月サービス

楽天プレミアムカード会員は、自身のライフスタイルに合わせて以下の3つのコースから好きな優待プログラムを1つ選択できます。

コース1

楽天市場コース

毎週火曜日・木曜日の「プレミアムカードデー」に楽天市場でお買い物をすると、ポイントが+1%加算されます。ネットショッピングの買い出し日を火・木曜日に集約できる方に大変お得なコースです。

コース2

トラベルコース

楽天トラベルでオンラインカード決済を利用すると、ポイントが+1%加算されます。さらに、手荷物宅配サービス(年間2回までスーツケース等を空港へ無料配送)が利用可能になります。

コース3

エンタメコース

「Rakuten TV」や「楽天ブックス」の利用でポイントが+1%加算されます。映像コンテンツや電子書籍・書籍の購入頻度が高い方向けのコースです。

また、楽天プレミアムカードには「バースデーサービス」が付帯しており、誕生月に楽天市場や楽天ブックスでお買い物をすると、ポイントが+1%(上限等の規定あり)進呈されます。

4-4. 月間獲得上限ポイントの違い

SPU等で付与される月間特典ポイントには上限が設定されています。高額な買い物やまとめ買い(お買い物マラソン・スーパーセール等)を行う場合、上限に達するスピードが異なります。楽天プレミアムカードの方が月間の獲得上限ポイント数が高く設定されているため、月に数十万円以上の買い物をするヘビーユーザーであれば、上限オーバーによるポイントの切り捨てを防ぐことができます。

5. 海外旅行・トラベル特典の違い(プライオリティ・パスと空港ラウンジ)

旅行や出張の機会が多い方にとって、楽天プレミアムカードの真価が発揮されるのが「トラベル関連特典」です。特に空港ラウンジの利用権には決定的な違いがあります。

5-1. プライオリティ・パスの付帯条件と回数制限

プライオリティ・パスとは、世界140カ国1,500箇所以上の空港VIPラウンジを利用できる会員サービスです。通常、最上位の「プレステージ会員」に入会するには年会費469米ドル(日本円で約6万円〜7万円相当)が必要です。

楽天プレミアムカードを保有すると、このプライオリティ・パスを無料で発行・所持することができます。

💡 プライオリティ・パス利用条件の変更について:
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスは、従来無制限で利用可能でしたが、規約改定に伴い2025年1月1日以降の利用より「年間5回まで無料」の回数制限が導入されます。海外渡航が年数回程度であれば十分カバーできる回数ですが、超頻繁に海外空港ラウンジを利用する方は事前に確認しておきましょう。

5-2. 国内主要空港・ハワイの空港ラウンジ利用

楽天プレミアムカードの会員は、プライオリティ・パスを使わなくても、国内の主要空港(羽田、成田、関西、中部、福岡など30箇所以上)およびハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港にある空港ラウンジを無料で利用できます。フライト前の待ち時間をフリードリンクやWi-Fi環境の整った快適な空間で過ごすことが可能です。

一方、一般の楽天カードには国内空港ラウンジの無料利用特典は一切付帯していません。

5-3. 海外トラベルデスクと手荷物宅配サービス

海外旅行中の緊急トラブル対応や現地の観光案内、レストラン予約などを日本語でサポートしてくれる「海外トラベルデスク」は、楽天カード・楽天プレミアムカードの双方で利用可能です。

しかし、前述の通り「トラベルコース」を選択した楽天プレミアムカード会員であれば、成田国際空港、羽田空港第3ターミナル、中部国際空港、関西国際空港から自宅・空港間へスーツケース等の手荷物を年2回まで無料で宅配できる独自の強力なサービスが利用できます。

6. 付帯保険(海外・国内旅行傷害保険・ショッピング保険)の比較

万が一の事故や病気、盗難などに備えるクレジットカード付帯保険のスペックも、一般カードとプレミアムカードで大きな格差があります。

補償内容 楽天カード(一般) 楽天プレミアムカード
海外旅行傷害補償(最高) 2,000万円 5,000万円
海外保険の適用条件 利用付帯
(募集型企画旅行代金のカード決済が必要)
一部自動付帯 + 利用付帯
(持っているだけで最高4,000万円分適用)
海外での傷害・疾病治療費用 最高200万円 最高300万円
国内旅行傷害保険 なし 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険(動産総合保険) なし 最高300万円(購入日より90日間)

6-1. 海外旅行傷害保険の補償金額と適用条件

海外旅行中の傷病トラブルで最も重要となるのが「傷害・疾病治療費用」です。海外の医療費は非常に高額になる傾向があり、数日間の入院で数百万円の請求が来ることも珍しくありません。

一般カードの治療費上限は最高200万円(利用付帯)ですが、楽天プレミアムカードであれば最高300万円まで補償され、傷害死亡・後遺障害保険金も最高5,000万円まで跳ね上がります。さらにプレミアムカードは一部の補償が「自動付帯」となるため、旅費をカードで決済し忘れた場合でも最低限の安心が確保されます。

6-2. 国内旅行傷害保険の有無と補償額

一般の楽天カードには国内旅行傷害保険が付帯していません。一方、楽天プレミアムカードには最高5,000万円の国内旅行傷害保険(利用付帯)がついており、公共交通乗用具の事故や宿泊施設での火災事故、パッケージツアー中の事故等で被った損害が補償されます。

6-3. 動産総合保険(ショッピング保険)の安心感

楽天プレミアムカードで購入した1個・1組1万円以上の商品が、購入日から90日以内に偶然の事故(破損・盗難・火災等)により損害を受けた場合、年間最高300万円(自己負担額1回の事故につき3,000円)まで補償される「動産総合保険」が適用されます。高価な家電製品やブランド品をカードで購入する際の安心感が大きく異なります。

7. 使いやすさ・サポート・ステータスの比較

カードの所有満足度や日々の決済における利便性、サポート体制にも明確な違いがあります。

7-1. 利用可能枠(利用限度額)の違い

楽天カード(一般カード)の最高利用限度額は通常100万円程度とされています。これに対し、楽天プレミアムカードの最高利用限度額は「最高300万円程度」まで枠が拡大されます。

引越しや結婚式、高級家電のまとめ買い、ビジネス上の経費決済など、一ヶ月でまとまった高額決済が必要になる場面では、限度額に余裕のあるプレミアムカードが非常に頼りになります。

7-2. 楽天プレミアムカード限定コンシェルジュデスク・専用デスク

問い合わせ時の待ち時間やサポートの質にも差があります。楽天プレミアムカードの会員には「プレミアムカード専用デスク」が用意されており、一般的なカスタマーサポート窓口よりも電話が繋がりやすく、専任スタッフによる丁寧でスムーズな対応を受けることができます。

7-3. カードデザインとステータス性

一般的な楽天カードはシルバーを基調とした親しみやすいデザインですが、楽天プレミアムカードは高級感溢れるゴールドカラーのカードフェイスとなっています。店舗やホテルでの決済時にも一定のステータス性を演出することができます。

8. 楽天カードがおすすめな人の特徴

これまでの比較を踏まえ、年会費無料の「楽天カード(一般カード)」を選ぶべき人の特徴を整理しました。

おすすめタイプ A

コストを一切かけずに楽天ポイントを効率よく貯めたい人

年会費や維持費用を1円も払いたくない方には一般カード一択です。年会費無料でありながら基本還元率1.0%、楽天市場で3.0%以上の還元を受けられるコストパフォーマンスは業界最高水準です。

おすすめタイプ B

楽天市場での年間利用額がそこまで高額でない人

楽天市場での買い物金額が年間数十万円程度(月額2〜3万円以下)であれば、プレミアムカードの年会費11,000円(税込)をポイント還元だけで回収するのは困難です。無理に上位カードを持たず、一般カードで運用するのが最も賢明です。

おすすめタイプ C

海外旅行や飛行機を利用した出張の機会が少ない人

プライオリティ・パスや空港ラウンジ、手荷物宅配、海外旅行保険などのトラベル特典を使う予定がない方は、プレミアムカードの価値の大部分を活用できません。生活圏内での買い物がメインであれば一般カードで十分です。

9. 楽天プレミアムカードがおすすめな人の特徴

続いて、年会費11,000円(税込)を払ってでも「楽天プレミアムカード」を発行・所有すべき人の特徴です。

おすすめタイプ A

年1〜2回以上、海外旅行や海外出張へ行く人

海外空港VIPラウンジが利用できるプライオリティ・パス(プレステージ会員相当)や最高5,000万円の海外旅行保険、手荷物無料宅配サービスだけで、年会費11,000円(税込)の元を容易に取ることができます。快適な旅を約束する最強の相棒となります。

おすすめタイプ B

楽天市場での買い物額が非常に大きいヘビーユーザー

選べるサービス(楽天市場コース)や誕生月特典を駆使し、楽天市場で年間100万円以上など高額な決済を行う方は、加算されるポイント数や月間獲得上限枠の高さによって年会費以上のリターンを余裕で得ることができます。

おすすめタイプ C

利用限度額の高さや手厚い各種保険・サポートを求める人

最大300万円クラスのショッピング枠や、年間300万円までのショッピング保険、専用カスタマーデスクの優先対応など、ゴールドカードならではの安心感と利便性を重視したい方に最適です。

10. 切り替え・申し込み時の注意点と損益分岐点

一般カードからプレミアムカードへの切り替え、あるいは新規申込みを検討する際に、必ず知っておくべき注意点と損益分岐点の考え方を解説します。

10-1. 損益分岐点の考え方

かつては「楽天市場で年間36万円(月3万円)利用すればプレミアムカードの元が取れる」と言われていましたが、SPU倍率改定後は「特典ポイントだけでの損益分岐点」は上がっています。

現在では純粋なポイント還元だけで11,000円分を取り戻すのは容易ではありません。そのため、損益分岐点を判断する際は「純粋なポイント加算額」に加えて、以下のような実質的なベネフィットを金銭換算して計算するのが正解です。

  • プライオリティ・パスの利用価値(1回あたり数千円〜数万円相当)
  • ETCカード年会費無料(550円分)
  • 空港手荷物宅配無料(往復で数千円相当)
  • 海外旅行保険を別途掛け捨てで加入しなくて済む安心感(1渡航あたり数千円相当)

10-2. 一般カードからプレミアムカードへの切り替え手順と注意点

すでに楽天カード(一般)をお持ちの方が楽天プレミアムカードへ切り替える場合、会員専用Webサービス「楽天e-NAVI」から簡単に手続きが可能です。

⚠️ 切り替え時の注意点:
・カード番号と有効期限が変更になるため、光熱費やサブスク等の固定費決済に登録している場合は再登録が必要です。
・切り替え時には所定の審査が行われます(審査基準は非公開)。
・旧カードに付帯していたEdy残高は自動引き継ぎされません。切り替え前に使い切る必要があります。

10-3. リボ払い・分割払いの手数料に関する注意点

楽天カード・楽天プレミアムカードともに、リボ払い(リボルビング払い)を利用した場合は実質年率15.0%程度の手数料が発生します。リボ払いは毎月の支払額を一定に抑えられる反面、返済期間が長期化し、利息(手数料)が大きく膨らむリスクがあります。キャンペーン等でリボ払い登録を促される場合がありますが、仕組みと金利手数料を十分に理解した上で計画的に利用してください。

10-4. 最新のキャンペーン情報や制度変更の確認

楽天カードでは新規入会やカード切り替えに伴うポイント還元キャンペーンが随時実施されています。ただし、キャンペーン内容や条件、カードのサービス規定は定期的に見直されます。申込みの際は必ず最新情報を楽天カード公式サイトにて確認してください。

11. まとめ

楽天カードと楽天プレミアムカードの比較において、決定的な選択基準となるのは「年会費の負担感」と「海外渡航・トラベル特典の活用度」です。

💡 あなたが選ぶべきカードの最終結論

  • 楽天カード(一般):年会費無料でノーリスク。普段の買い物や楽天市場で効率よくポイントを貯めたいすべての人におすすめ。
  • 楽天プレミアムカード:年会費11,000円(税込)。海外旅行や出張で空港ラウンジ・プライオリティ・パスを使いたい人、手厚い保険や限度額の高さ、楽天市場でのヘビー利用でワンランク上の優待を受けたい人におすすめ。

ご自身のライフスタイル、楽天市場での年間買い物予定額、海外渡航の頻度をしっかりと見極め、最も自分に合った1枚を選択しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 楽天カードから楽天プレミアムカードへの切り替えに審査はありますか?
はい、一般カードから楽天プレミアムカードへ切り替える際にも所定の審査が行われます。審査基準は公表されていませんが、一般カードよりも上位のゴールドカードに位置づけられるため、一定の安定した収入やこれまでのクレジットカード利用実績などが総合的に判断されます。
Q2. 楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスで同伴者も無料でラウンジに入れますか?
いいえ、無料となるのは楽天プレミアムカード本会員様のみです。同伴者様が同席される場合は、別途同伴者料金(1名につき3,300円(税込)等、時期や規約により異なる)が必要となりますのでご注意ください。
Q3. 楽天プレミアムカードの年会費11,000円(税込)はポイントで支払えますか?
いいえ、クレジットカードの年会費のお支払いに楽天ポイントを充当することはできません。年会費はご登録いただいた金融機関口座からの引き落としとなります。ただし、普段の決済でポイントを貯めることで実質的な負担を相殺することは可能です。
Q4. 楽天カードと楽天プレミアムカードを2枚持ち(重複所有)することは可能ですか?
同じ名義で「一般の楽天カード」と「楽天プレミアムカード」を同時に保有することは原則できません。プレミアムカードを作成する場合は、一般カードからの「切り替え」を行うか、一般カードを解約して新規に申し込む形となります。(※楽天銀行カードや楽天カード アカデミー等、一部組み合わせを除く)
Q5. 楽天プレミアムカードへ切り替えた場合、Edy残高やポイントはどうなりますか?
獲得済みの「楽天ポイント」は楽天アカウントに紐づいているため、カードを切り替えてもそのまま引き継がれます。しかし、旧カードにチャージされていた「楽天Edy残高」は新しいプレミアムカードへ自動移行されません。旧カードを破棄する前に必ず使い切るようにしてください。
Q6. 楽天プレミアムカードを解約して一般カードに戻す(ダウングレード)ことはできますか?
はい、可能です。プレミアムカードから一般の楽天カードへ戻す場合は、楽天プレミアムカードコンシェルジュ(専用デスク)へお電話でのお手続きが必要です。ただし、すでに支払った年会費の月割り返金等は行われませんので、更新タイミング等を考慮して手続きされることをおすすめします。
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