高配当株とREITの違いとは?それぞれの特徴と使い分け方を解説

金融商品︰ETF

高配当株とREIT(不動産投資信託)は、どちらも定期的に収益(配当・分配金)を得られる資産として人気があります。
特に老後の生活資金づくりや安定収入を目指す人にとっては、どちらも魅力的な投資対象といえるでしょう。

しかし、この2つは見た目こそ似ているものの、仕組みやリスク、税制、値動きの要因などが大きく異なります。
適切に理解しておかないと、思わぬ損失を被る可能性も。

この記事では、高配当株とREITの違いを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットどんな人に向いているのか賢い使い分け方についてわかりやすく解説します。

高配当株とは?基本的な仕組みと特徴

高配当株とは、文字どおり配当利回りが高い株式を指します。
企業は利益の一部を株主に還元する仕組みを持ち、配当金として四半期または年に一度支払われることが一般的です。

以下が高配当株の主な特徴です。

  • 企業の成長性に加え、定期的な配当収入が期待できる
  • 業績悪化による減配・無配リスクも存在
  • 長期投資により複利効果も見込める

たとえば、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)やNTT(9432)などは、安定した配当で人気の高配当株として知られています。

REIT(不動産投資信託)とは?仕組みと特徴

REIT(リート)は、不動産に投資して得られる利益を分配金という形で投資家に還元する金融商品です。
仕組みは以下の通り:

  • 多数の投資家から資金を集める
  • 不動産(オフィス、商業施設、住宅、物流施設など)に投資
  • 賃料収入や売却益から得た利益を分配

REITの魅力は、比較的高い利回り(4〜6%程度)分散投資による安定性にあります。
また、証券取引所に上場しているため、株式と同様に日々売買可能です。

代表的な銘柄には、日本ビルファンド投資法人(8951)や、野村不動産マスターファンド(3462)などがあります。

高配当株とREITの違いを表で比較

比較項目 高配当株 REIT
投資対象 企業(事業活動) 不動産(賃貸収入)
分配原資 企業の利益 不動産収益
値動きの要因 企業業績・景気 不動産市況・金利
配当控除の対象 対象 対象外
NISAとの相性 つみたて・成長枠ともに可 成長投資枠で可

このように、両者は目的・リスク・税制の違いを理解して使い分けることが重要です。

REITのメリットと注意点

REITのメリット

REIT(不動産投資信託)は、少額から複数の不動産に投資できる高利回りの金融商品として人気があります。具体的なメリットは以下の通りです。

  • ① 高い分配金利回り:一般的に3〜5%の利回りが見込める
  • ② 少額から投資可能:1万円前後から分散投資ができる
  • ③ 不動産運用のプロに任せられる:自分で管理不要

また、J-REITは国内の商業施設やマンション、物流施設などに投資しているため、日本経済や不動産市況との連動性が高いという特徴もあります。

REITの注意点

一方で、REITにも以下のようなリスクがあります。

  • ① 不動産価格の変動リスク:市況悪化で物件価格が下落すれば、評価額や分配金も減少
  • ② 金利上昇リスク:REITは借入金を活用して運用するため、金利が上がると利払いが増えて利益が圧迫される
  • ③ 災害リスク:地震や火災などによる建物損壊・収益減少の可能性

REITもまた「高利回りだから安心」ではないことを理解しておく必要があります。

高配当株とREITの使い分け方

それでは、高配当株とREITはどのように使い分ければよいのでしょうか?投資目的やポートフォリオ全体のバランスによって、以下のような戦略が考えられます。

① 安定性を重視したいなら「高配当株」

財務が健全で、長期的に安定した配当を出し続けている企業に投資することで、景気変動の影響を受けにくい資産形成が可能です。特に生活必需品、通信、インフラなどのディフェンシブ銘柄が向いています。

② 利回り重視・短期での分配を重視するなら「REIT」

REITは基本的に利益の90%以上を分配するため、高利回りのインカムゲインが期待できます。定期的なキャッシュフローを得たい方に向いています。

③ 両者を組み合わせる「分散戦略」

「高配当株+REIT」の組み合わせは、セクター分散と収益源の多様化を図るうえで非常に有効です。たとえば、以下のようなバランスが考えられます。

資産タイプ 目安配分 役割
高配当株(国内・米国) 60〜70% 長期安定的な配当収入
REIT(J-REIT/米国REIT) 30〜40% 高利回り・物価連動の収益源

このように異なる収益構造を組み合わせることで、景気の変動に強いポートフォリオを構築できます。

【まとめ】高配当株とREITの違いを理解し、賢く活用しよう

  • 高配当株:企業の利益から得られる配当。株価の値動きも利益源に。
  • REIT:不動産からの家賃収入をもとに分配。高利回りだが不動産市況に左右されやすい。
  • 使い分け:安定配当=高配当株、利回り重視=REIT、分散重視=組み合わせ

どちらか一方に偏るのではなく、自分の目的に合わせてバランスよく取り入れることが成功のカギです。

▶ 高配当株カテゴリートップに戻る

初心者のための 証券会社ガイド

まずはここから▼
失敗しない始め方・不安Q&A・始める手順を、分かりやすくまとめました。  

👉 失敗しない始め方

証券会社は「勢いで作る」よりも、目的を決めて“使い続けやすい1社”から小さく始めるのが失敗しにくいです。 まずは次の3つだけ意識すれば、迷いと遠回りがかなり減ります。

  • 目的を1つ決める:NISA中心/米国株/短期売買など
  • 使う端末を決める:スマホ完結か、PCで分析したいか
  • まずは1社でOK:慣れてから2社目を検討(必要な人だけ)
👉 初心者の不安Q&A

よくある不安を先に潰すと、迷いが一気に減ります

Q1. 口座は1社でいい?複数作るべき?
A. 最初は1社でOKです。やりたい投資が増えたら2社目を検討すれば十分です。

Q2. NISA中心ならどれが無難?
A. 迷うなら「総合力」で選ぶのが無難。まずは“迷わず使える”を優先すると失敗しにくいです。

Q3. ツールの使いやすさって重要?
A. めちゃくちゃ重要です。投資は「続けるほど強くなる」ので、ストレスが少ない環境は継続率に直結します。

👉 迷わず始めたい人向け|タイプ別おすすめ3社

① マネックス証券|分析しながら中長期で育てたい人向け

「なんとなくで買う」のが不安な人ほど相性が良いタイプ。 情報・分析を使って納得して判断しながら積み上げたい人に向きます。

  • 向いている人:NISA中心+勉強しながら資産形成したい
  • 強み:情報・分析で判断しやすい/長期投資の相性が良い
  • 注意点:短期売買メインの人は“ツール特化型”も検討余地

② GMOクリック証券|ツール重視でテンポよく取引したい人向け

操作のストレスが少ないほど、投資は続きます。 GMOクリック証券は取引のしやすさ・スピード感を重視する人にハマります。

  • 向いている人:スマホ/PCでサクサク取引したい(短期〜中期も視野)
  • 強み:ツールが直感的/取引がスムーズで迷いが減る
  • 注意点:分析や学びの導線重視ならマネックスも比較

③ 楽天証券|初心者で迷わず始めたい人向け

「まず口座を作って動き出す」が一番大事。 楽天証券は総合力で“最初の1社”になりやすいのが強みです。

  • 向いている人:NISA中心で堅実にスタートしたい/迷いを減らしたい
  • 強み:導線が分かりやすい/使い続けやすい総合力
  • 注意点:分析特化で攻めたいならマネックスも候補
👉 今すぐ始める手順

「よし、始めよう」と思ったら、やることはシンプルです。 最初は背伸びせず、“小さく・確認しながら”進めれば大丈夫です。

  1. 目的を決める(NISA中心/米国株/ツール重視など)
  2. 口座開設(入力 → 本人確認)
  3. 初期設定(入出金・セキュリティ・通知)
  4. 少額で購入(まずは操作に慣れる)

迷ったら、上の「タイプ別おすすめ3社」から公式サイトへ進むのが一番スムーズです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました