【結論】GMOクリック証券のFX口座は「残高ゼロ・未決済なし」を確認すれば、Webからスムーズに解約できる
GMOクリック証券の解約(退会)は、手順自体は難しくありません。
ただし、未決済ポジションや残高が残ったままでは解約できない、年間損益報告書は解約後に再取得できないなど、
事前に知らないと後悔しやすいポイントがあります。
本記事では、GMOクリック証券のFX口座を解約する具体的な手順とあわせて、
解約前に必ず確認すべきチェック項目、よくある疑問(電話は必要?再開設できる?株やCFDだけ残せる?)までまとめて解説します。
この記事で分かること
- GMOクリック証券のFX口座を解約する具体的な流れ
- 解約前に必ず確認すべきチェック項目
- 出金・損益報告書・再開設に関する注意点
- 電話は必要か?Webだけで完結するか
- 株式口座・CFD口座だけ残せるのか
GMOクリック証券の解約(退会)とは?まず押さえる基本
GMOクリック証券では、FXネオ(FX口座)をはじめ、株式・CFDなど複数の商品口座をまとめて管理しています。 FX口座だけを解約することも、証券口座全体を退会することも可能ですが、選択によって手続き内容が変わります。
- FX口座のみ解約:株式・CFD口座は継続利用できる
- 証券口座ごと退会:すべてのサービスが利用不可になる
「もうFXはやらないが、株は続けたい」という場合は、FX口座のみの解約を選ぶのが一般的です。
解約前に必ず確認すべきチェックリスト
解約前チェック(重要)
- FX口座の未決済ポジションがすべて決済されているか
- 証拠金・残高が0円になっているか
- 出金が完了しているか
- 年間損益報告書をダウンロード済みか
特に注意したいのが年間損益報告書です。 解約後はログインできなくなるため、確定申告や記録用に必要な書類は必ず事前に保存しておきましょう。
解約する?それとも口座を放置する?迷った時の判断基準
| 判断ポイント | 解約する場合 | 口座を放置する場合 |
|---|---|---|
| 今後FXをやる可能性 | ほぼゼロ | 少しでも再開の可能性あり |
| 維持費・手数料 | 完全にゼロ | 基本的に無料(取引しなければ費用なし) |
| 再開する時の手間 | 新規口座開設が必要 | すぐ再開できる |
| おすすめな人 | もうFXをやらない/他社へ完全に乗り換える人 | 一時休止したい人/相場状況を見たい人 |
「今後また使うかも」と少しでも思う場合は、無理に解約せず口座を残すのも一つの選択です。 一方で、完全に使わないと決めているなら、解約して情報を整理する方がスッキリします。
GMOクリック証券の解約手順(FX口座)
FX口座の解約は、原則Web上の手続きで完結します。
- 会員ページにログイン
- 各種手続き・設定メニューを開く
- 「口座解約・退会」に関する項目を選択
- 注意事項を確認し、解約申請を送信
条件(残高ゼロ・未決済なし)を満たしていれば、そのまま受理されます。 不備がある場合は、解約が進まず差し戻されることがあります。
電話での解約は必要?サポートに連絡すべきケース
基本的にはWeb手続きで完結しますが、次のような場合はサポートへの連絡が必要になることがあります。
- ログインできず、Web手続きに進めない
- 解約申請がエラーで進まない
- 名義変更・相続など特殊な事情がある
「とりあえず電話しないと解約できない」ということはないため、 まずはWebでの手続きを試すのが基本です。
解約後に後悔しやすい注意点
再開設には手間がかかる
一度解約すると、再び取引したくなった場合は新規口座開設と同様の手続きが必要になります。 書類提出や審査があるため、「少し休むだけ」の人は解約せず口座維持という選択も検討価値があります。
取引履歴・書類は解約後に見られない
解約後は会員ページにログインできません。 損益報告書・取引履歴は事前に保存しておくことが重要です。
解約を考えた理由別に、次に読むべき記事はこちら
-
スプレッドやコストが気になる人
→ GMOクリック証券のスプレッドや取引コストを詳しく解説した記事で、他社との違いを確認できます。 -
ツールが使いにくいと感じた人
→ GMOクリック証券の取引ツール(PC・スマホ)の特徴や向き不向きを整理した解説記事がおすすめです。 -
FX自体をやめたい・向いていないと感じた人
→ FXが合わない人の特徴や、無理に続けない選択肢をまとめた記事も参考になります。 -
他社FXへ乗り換えを検討している人
→ 主要FX会社の比較記事で、スプレッド・ツール・サポートを横断的にチェックできます。
まとめ:解約自体は簡単だが「事前準備」がすべて
GMOクリック証券のFX口座解約は、Webから比較的スムーズに行えます。 ただし、残高・未決済・書類保存を怠ると、解約後に後悔する原因になります。
「今後使う可能性があるか」「他の商品口座は残すか」を整理したうえで、 自分に合った形で手続きを進めましょう。


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