将来に向けた資産形成の第一歩として人気の制度「つみたてNISA」。中でも楽天証券は、その利便性やポイント活用のしやすさから多くの投資初心者に選ばれています。本記事では、楽天証券におけるつみたてNISAの始め方や、設定の手順、おすすめファンドなどをやさしく解説します。
つみたてNISAとは?制度の基本を解説
年間40万円まで非課税で積立できる
つみたてNISAは、国が用意した少額からの長期・積立・分散投資を促す制度です。毎年最大40万円まで、最長20年間、非課税で運用益を得られるのが大きな魅力です。
対象商品は厳選された投資信託
つみたてNISAで購入できる商品は、金融庁が定めた一定の基準を満たした投資信託やETFのみです。信託報酬の低さや運用実績の安定性がポイントで、長期投資に適した商品がそろっています。
項目 | つみたてNISA |
---|---|
年間投資上限額 | 40万円 |
非課税期間 | 20年間 |
対象商品 | 一定基準を満たす投資信託・ETF |
資産の引き出し | いつでも可能(制限なし) |
楽天証券で始めるつみたてNISAのメリット
楽天ポイントを使って投資ができる
楽天証券の最大の特徴は、楽天ポイントを使って投資できる点です。毎月の積立額の一部、または全額をポイントで設定可能。楽天市場などで貯めたポイントを有効活用できます。
スマホやPCから簡単に操作できる
つみたてNISAの設定や管理は、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」やPC画面から直感的に操作できます。初心者でもわかりやすいUI設計が評価されています。
投資初心者への情報提供が充実
楽天証券は、動画セミナーやコラム、ランキング、投資診断ツールなどのコンテンツが豊富で、初めてのつみたて投資でも迷わずに始められる環境が整っています。
楽天証券のつみたてNISAの始め方(ステップ形式で解説)
ここでは、楽天証券でつみたてNISAを始める手順をステップごとに解説します。初心者でも迷わずに進められるよう、画像や表も交えて丁寧にご紹介します。
ステップ1:楽天証券の口座開設(NISA口座を開く)
まず、楽天証券の総合口座を開設し、その後に「つみたてNISA口座の開設」を申し込みます。
- マイナンバーカードまたは通知カードと本人確認書類(運転免許証など)が必要
- 口座開設は無料で、申し込みから1週間程度で開設完了
申し込み時に「NISA口座の種類」を選べますが、2024年以降は新NISA制度への移行により、年間投資上限や非課税期間も変更されています。楽天証券では最新の制度情報も案内されるので、安心です。
ステップ2:つみたて設定の初期設定を行う
口座開設後は、つみたてNISA専用ページから投資信託を選び、積立金額や頻度を設定します。
設定項目 | 選択内容の例 |
---|---|
積立金額 | 毎月1万円〜3.3万円(年間40万円まで) |
積立日 | 毎月1日、5日、10日など選択可能 |
引き落とし口座 | 楽天銀行・他金融機関から選択 |
ポイント利用 | 楽天ポイントを使って積立可能 |
特に楽天カードでのクレカ積立が人気で、最大1.0%の楽天ポイント還元が受けられます(2025年7月時点)。
ステップ3:ファンドを選ぶ(おすすめ商品は後述)
つみたてNISAでは、金融庁が認可した一定基準を満たす投資信託のみが対象です。楽天証券では対象商品の中から簡単に比較・検索ができ、初心者でも安心して選べます。
代表的なファンドには以下のようなものがあります:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):世界中の株式に分散投資
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド:米国株式中心に投資
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド:S&P500指数に連動
選ぶ際は、信託報酬の低さ・運用実績・資産残高をチェックしましょう。
ステップ4:自動積立の開始と確認
設定完了後、翌月以降から自動的に積立が開始されます。楽天証券のマイページやスマホアプリで、いつでも積立状況や残高を確認できます。
- 毎月の投資額や保有商品は、「保有商品一覧」で一括管理
- 積立停止・変更も簡単に操作可能
まとめ:楽天証券でつみたてNISAを活用しよう
楽天証券のつみたてNISAは、初心者でも始めやすく、非課税で長期的な資産形成ができる優れた制度です。ポイント還元や操作性の高さなど、他の証券会社にはない魅力もあります。
口座開設からファンド選定、積立設定までの流れはシンプルで、投資初心者でもスムーズに運用をスタートできます。特に楽天ポイントを使った投資は、リスクを抑えつつ投資を始める第一歩としておすすめです。
これから資産形成を始めたい方、すでにNISA口座を持っているけれど活用できていない方も、楽天証券のつみたてNISAを活用し、将来のための第一歩を踏み出しましょう。
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