「株って夜でも買えるの?」「注文したのに反映されないのはなぜ?」 投資を始めたばかりの方が最初に突き当たる壁が、この「取引時間」の仕組みです。 日本の株式市場には、リアルタイムで価格が動く時間のほかに、注文だけを受け付ける時間や、夜間でも取引ができる「PTS」など、複数のスケジュールが複雑に並行して動いています。 松井証券を使いこなし、チャンスを逃さないための「時間のルール」を完全網羅しました。
📌 本記事でわかること
- ✅ 東証の最新ルール:2024年11月からの「30分延長」と「終値形成」の仕組み
- ✅ 夜間取引(PTS):最大23:59まで!日中の仕事後でも間に合う売買戦略
- ✅ 注文受付の盲点:早朝・深夜の「システムメンテナンス」による制限時間
- ✅ 実戦テクニック:「寄り付き」や「大引け」を狙う注文の出し方
- ✅ 米国株のスケジュール:サマータイムと予約注文の活用術
- ✅ 祝日・連休の挙動:日本が休みの時に米国株はどうなる?
✅ 結論:基本は「9時〜15時半」だが、24時間体制の投資環境を整えよう
日本のメイン市場(東証)は平日9:00〜15:30です。しかし、松井証券なら17:30〜23:59の夜間取引(PTS)があるため、夜のニュースを見てから即座に売買できます。 「市場が開いている時しか注文できない」という思い込みを捨て、予約注文とPTSを併用することが、忙しい現代人が資産運用で成功するための最短ルートです。
【国内株式】東京証券取引所(東証)の最新スケジュール
日本の株式投資のメインとなる東証のスケジュールです。2024年11月5日の制度改正により、終了時間が15:00から15:30へと変更されました。
| 区分 | 時間帯 | 市場の動きと特徴 |
|---|---|---|
| 前場(ぜんば) | 09:00 〜 11:30 | 開始直後を「寄り付き」と呼びます。深夜のアメリカ市場の動向を反映し、一気に価格が飛びます。 |
| お昼休み | 11:30 〜 12:30 | リアルタイムの売買は停止。午前の反省と午後の戦略を練る時間。 |
| 後場(ごば) | 12:30 〜 15:30 | 午後の取引。終了直前の5分間は「特別なルール」で終値が決まります。 |
知っておきたい!昼休み(11:30〜12:30)にプロは何をしている?
昼休み中、取引画面は止まっていますが、水面下では大きな動きがあります。プロの投資家や機関投資家は、以下の3点を確認しています。
- アジア市場の動き:同時進行で動いている中国(上海・香港)市場の株価指数を確認。
- 為替の変動:お昼休みに円高・円安が進むと、12:30の再開時に輸出関連株などの価格が跳ねることがあります。
- 注文板の厚み:再開に向けて「予約注文」がどれだけ積み上がっているかを確認し、午後のトレンドを予測します。
新ルール「クロージング・オークション」の罠
2024年11月からの取引時間延長に伴い、15:25〜15:30の5分間は「注文は受け付けるが、取引は成立させない」という特殊な時間帯になりました。
⚠️ 注意点:15:25以降は「指値」が刺さりづらい!
この5分間の注文は、15:30の瞬間にまとめて処理されます。そのため、15:29に指値を出しても、15:30の終値確定まで結果がわかりません。「どうしてもその日のうちに売りたい(買いたい)」場合は、15:25より前に注文を終えるか、成行注文を活用する必要があります。
松井証券なら「夜間」も取引できる!PTSの徹底活用
仕事で日中の取引が難しい方に最適なのが、私設取引システム(PTS)です。
🌙 PTS(ジャパンネクスト)の取引時間
- デイタイム:08:20 〜 16:00(東証の前後30分〜1時間カバー)
- ナイトタイム:17:30 〜 23:59(深夜までリアルタイム売買可能)
多くの企業が決算発表を行う「15:00以降」のニュースを受けて、その日のうちにポジションを調整できるのは、松井証券ユーザーだけの特権です。
実戦テク:注文の「有効期限」による優先順位の違い
松井証券で注文を出す際、「本日中」か「期間指定」かを選ぶことで、実は「約定のしやすさ」が変わることがあります。
⏳ 有効期限と「時間優先の原則」
株の取引には「時間優先の原則」があり、同じ価格なら「早く出した注文」が優先されます。
- 「期間指定」で月曜に出した注文:火曜日になっても、火曜の朝に新しく出された注文より優先されます(価格が同じ場合)。
- 逆指値の罠:逆指値注文は、条件を満たした「瞬間」に市場へ発注されるため、時間優先では後回しになりやすい点に注意が必要です。
24時間ではない?システムメンテナンスの「空白時間」
松井証券では基本的に24時間注文を出せますが、システム更新のための「取引停止時間」にはログインすらできなくなります。
⚠️ メンテナンススケジュール(日本時間)
- 日次:毎日 02:00 〜 06:00 頃(この間の注文は、朝6時以降にまとめて受け付けられます)
- 週末:土曜日 17:00 〜 日曜日 07:00 頃(大型メンテナンス時はさらに延びることがあります)
米国株の取引時間:深夜に動く世界市場
米国株は日本時間の深夜に動きます。サマータイム(夏時間)があるため、季節の変わり目には1時間のズレに注意しましょう。
| 期間 | 日本時間での取引時間 |
|---|---|
| 夏時間(3月〜11月) | 22:30 〜 翌05:00 |
| 冬時間(11月〜3月) | 23:30 〜 翌06:00 |
寄り付き前(08:00〜09:00)の「気配値」でその日の流れを読む
市場が開く前の1時間は、注文がどんどん積み重なり、その日の「予想開始価格(気配)」が刻一刻と変化します。松井証券のツールでこの動きを見ることは、トレードの勝率を上げるために非常に重要です。
🔍 寄り付き前にチェックすべきポイント
- オーバーとアンダーの比率:売り注文(Over)と買い注文(Under)の総数のバランスを確認します。
- 特別気配(特買・特売):注文が一方に偏りすぎると、9時になっても売買が成立せず「特」という文字が出ます。これは強い上昇・下落のサインです。
- 見せ板(みせいた)に注意:寄り付き直前(08:59頃)に大量の注文がキャンセルされることがあります。8時半時点の気配を鵜呑みにせず、直前の動きを注視しましょう。
2024年11月からの「30分延長」が投資家に与えた影響
東証の取引時間が15:30まで延びたことは、単に時間が長くなっただけではなく、投資戦略そのものに変化をもたらしました。
欧州市場との重なり
15:30(冬時間は16:30)に近づくにつれ、ドイツやイギリスなどの欧州市場の動きが意識され始めます。海外勢の参入により、引けにかけての売買高が以前より増加する傾向にあります。
決算発表のタイミング
これまで15:00ちょうどに決算を発表していた企業が、取引時間中の発表(ザラ場決算)になるケースが増えました。発表直後に株価が乱高下するため、より素早い判断が求められます。
【投資スタイル別】松井証券ユーザーの理想的なスケジュール例
自分の生活スタイルに合わせて、いつ、どの市場を確認すべきかを整理しましょう。
| 時間帯 | 兼業投資家(会社員など) | アクティブトレーダー |
|---|---|---|
| 07:00 〜 08:30 | 米国株の結果を確認し、予約注文を修正。 | 米国株の引けとPTSの開始(08:20)を監視。 |
| 09:00 〜 15:30 | お昼休みにスマホアプリで約定を確認。 | 東証メインでフル稼働。お昼休みも海外情勢分析。 |
| 17:30 〜 23:59 | 帰宅後にPTSで注目銘柄をチェック・購入。 | 決算発表後のPTSと米国株オープンを同時並行。 |
「休止期間」を活用した長期投資の注文管理
短期売買をしない人にとって、取引時間はそれほど重要ではないと思われがちですが、「期間指定注文」の有効期限が切れるタイミングには注意が必要です。
松井証券では最長3週間まで注文を出しておけますが、企業の決算発表を跨ぐ場合や、大型連休(GWや年末年始)を挟む場合、一度出した注文が「失効」することがあります。せっかくのチャンスに注文が入っていなかった、という事態を防ぐため、週に一度は「注文照会」画面で有効期限をチェックする習慣をつけましょう。
まとめ:取引時間を味方につけて効率的な投資を
松井証券の取引時間を正しく把握することは、投資のチャンスを広げる第一歩です。 まずは東証の基本時間をベースに、夜間PTSや米国株へと少しずつステップアップしていきましょう。
松井証券の多機能なアプリを使いこなせば、24時間、あなたのライフスタイルに合わせた資産運用が可能になります。

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